荒木一郎の世界<六日目の①>

荒木一郎の世界を読み解く

まわり舞台の上で 荒木一郎

文遊社刊「まわり舞台の上で」と、小学館文庫の「ありんこアフター・ダーク」を比較して読み合わせている。前者はインタビュー本で、後者は自伝風小説である。
ボクの知りたいのは昭和40年前後の日本や東京の世相や風景である。そのころ、青春時代を過ごした人々が今、後期高齢者などと呼ばれ始めている。人は誰しも老いる。そして死んで行く。だから、生きているうちは後悔の無いように頑張って生きたい。老いたからと言って悔いることはない。一生青春だとか無理な見栄を張る必要もない。自然体で力を抜いて自分らしさを失わなければいい。しかし、老いは誰にでもやってくる。同じように青春も誰もが経験することである。
いま、73歳の荒木一郎さんの青春の日々をこの自伝小説を読むことによって知ることができる。

ありんこアフター・ダーク (小学館文庫)



『大学なんかに行かずにさ、バンドをやっていきたいんだ。』
   ~「ありんこアフター・ダーク」の帯より

〈十八歳から二十歳まで、私は、ダンモのバンドを持ち、タイコを叩いていた。街には、チンピラのヤクザが溢れていたが、私たちは、それとは違う意味の不良だった。私は、いつか小説を書こうと思った。その路地裏で起こったいくつもの出来事、いくつもの青春をジャズの音にのせて書いてやろうと思った〉
   ~「ありんこアフター・ダーク」のあとがきより

荒木一郎の全て<四日目①>

再び荒木一郎さんについて〈昭和のヒーローたち〉


野口五郎 35th anniversary LIVE

YouTubeで、子供の頃の野口五郎さんが荒木一郎さんの「今夜は踊ろう」をエレキギターを弾きながら歌っている映像を見た。白黒の映像で一瞬だったが、あれはたぶん、インスタントラーメンのメーカーのエースコックかどこかが提供していた物真似の歌番組だと思う。

うちのは野口五郎は知っているが、荒木一郎を知らない。坂上二郎や鈴木一郎を知っていて荒木一郎を知らないのはどういうことだ。当然、荒木道子は知らない。ナショナルキッド大鵬も知らない。恐怖のミイラも怪傑ハリマオも知らない。力道山は知っている。が、リアルタイムでは見ていないと言う。

ゴールデン☆ベスト 荒木一郎の世界+12



まあ、いい。知らないものは仕方ない。そこで、荒木一郎さんの「愛しのマックス」、「空に星があるように」、「今夜は踊ろう」を歌ってやった。いや、ボクは音痴だから無理矢理聞かせた。それがいけなかった。


「最後の歌は知ってる。こないだ燃えたヨットのオーナー‼」

それは、加山雄三だろって‼

 

加山雄三ベスト40

荒木一のすべて④四日目のエピソード

荒木一郎の世界(1)涙の風景~空に星があるように



ボクがおもったこと〈荒木一郎さんの本を読んで〉

文遊社刊「まわり舞台の上で」と、小学館文庫の「ありんこアフター・ダーク」を比較して読み合わせている。前者はインタビュー本で、後者は自伝風小説である。

ボクの知りたいのは昭和40年前後の日本や東京の世相や風景である。そのころ、青春時代を過ごした人々が今、後期高齢者などと呼ばれ始めている。人は誰しも老いる。そして死んで行く。だから、生きているうちは後悔の無いように頑張って生きたい。老いたからと言って悔いることはない。一生青春だとか無理な見栄を張る必要もない。自然体で力を抜いて自分らしさを失わなければいい。しかし、老いは誰にでもやってくる。同じように青春も誰もが経験することである。
いま、73歳の荒木一郎さんの青春の日々をこの自伝小説を読むことによって知ることができる。

『大学なんかに行かずにさ、バンドをやっていきたいんだ。』
   ~「ありんこアフター・ダーク」の帯より

〈十八歳から二十歳まで、私は、ダンモのバンドを持ち、タイコを叩いていた。街には、チンピラのヤクザが溢れていたが、私たちは、それとは違う意味の不良だった。私は、いつか小説を書こうと思った。その路地裏で起こったいくつもの出来事、いくつもの青春をジャズの音にのせて書いてやろうと思った〉
   ~「ありんこアフター・ダーク」のあとがきより

荒木一郎さんについて<三日目の①> 四たび「回り舞台の上で」を読んでみたら

去年家の女を歯科医に連れて行った時にロビーで読んで以来、また、また、また、また、読み返してみた


面白い


ひとには伝わらないかも知れないけれど


それでいい



家の女は荒木一郎さんの映像を見て野坂昭如と言ったくらいだから



論外だが


友人にも知人にも荒木さんの含蓄のあるインタビュー記事は伝わりにくいと思う


「バス通り裏」を知っている世代でもわかる人にはわかるが    


気づかない人には役者荒木一郎の機微は伝わらないだろう


知り合いの漫画家は荒木一郎の最高傑作は「まむしの兄弟」だと言っている


あれを単に東映やくざ映画としてのみ見る人には伝わるまい

荒木一郎の世界④ 引き続き荒木一郎さんのまわり舞台の上でを読む〈面白いぞっ‼しかし、半分も読めてない。面白くて。〉


まわり舞台の上で 荒木一郎

荒木一郎さんのまわり舞台の上でを読んでいる。
面白くてまだ、半分までも進まない。面白いから、荒木さんの言葉を反芻する。時にネットで検索するのでますます、遅延する。
本編はインタビューによる構成になっている。歌手としての荒木さん。俳優としての荒木さん。作家としての荒木さんについて、書かれている。今、歌手の途中。そして、インタビュアーは、荒木さんについて熟知している。そういう人を厳選している。
野坂昭如勝新太郎若山富三郎大原麗子研ナオコ、宇崎竜童、羽仁進等々の名前がポンポン出てくる。大原麗子のために作った曲とか、桃井かおりのプロデュースに心血を注いでいる様子、岸本佳代子の欲の無さとか、ボクらが知らなかった荒木一郎さんのエピソードに「へえ~。そんな事情があったのか?」と驚かされる。

空に星があるように


考えてみれば、「バス通り裏」、「空に星があるように」、「いとしのマックス」、「今夜は踊ろう」、「町田警察署の勇み足事件」、「温泉こんにゃく芸者」、「荒木道子さんの息子」くらいの知識しかない。
これは失礼な話だが赦してほしい。田舎では、本当にミュージシャンとか、俳優とか、小説家とか、芸能界とか、についての情報が少ない。ない。荒木一郎さんが青学の付属に通っていて同棲していた。学生の時からバス通り裏に出ていた。渋谷で遊んでいた。
当時、ジャズ喫茶で遊んでいたら、解散した安藤組のチンピラとバッティングした。荒木さんは、ああ見えて結構、喧嘩師だ。手が早い。有名だったらしい。武闘派芸能人だ‼今じゃテレビに出てる俳優なり、タレントなり、歌手が、町の不良とけんかしてただで済むはずがない。そういう、ことが日常だったらしい。

ボクなんか、田舎の子だから、東京はわかる、渋谷も分かる、でも、解散した安藤組の人なんてまわりにいないし、ボクの村には、ジャズ喫茶もない。奪い合う女の子もいないし、遊ぶところもない。田舎の僕には、荒木さんに対して、、「バス通り裏」、「空に星があるように」、「いとしのマックス」、「今夜は踊ろう」、「町田警察署の勇み足事件」、「温泉こんにゃく芸者」、「荒木道子さんの息子」くらいの知識しかない。

こんなのは失礼だ。「荒木一郎さんのファンです。」とは言えない。だから、本を読む。荒木一郎さんのインタビュー記事をもとに構成されている3200円の本を読む。そして、昭和のヒーロー荒木一郎さんの時代を想像している。その時代の東京に思いを巡らす。

自選ベスト15 いつか聴いた歌 [名盤1000円]



うちのが時々、口をはさむ。
「ねえ、荒木一郎って歌手だったの?俳優だったの?歌、うまかった?テレビドラマによく出てくる人?レコード大賞は取った?イケメンだった?お父さんはファンだったの?」
誠に五月蠅い。やかましい。やぐらしかたい。でも仕方ない。リアルタイムで見てない人には荒木一郎さんの独特の雰囲気はわからない。

その点、ボクは、子供のころ、テレビで「荒木一郎」を見ただけだが、、リアルタイムで見ているから断言できる。

「ファンだ‼」
 
 
 

ありんこアフター・ダーク

 
<以下余談なんだけど>

友人の漫画家の娘さんは女優だが、その子のお父さんを通して、

荒木一郎さんの本を読む?」

と尋ねたら、
父曰く。

「うちの子は台本もろくに読まないので、せっかくもらっても読まないと思う。もったいないから、君の蔵書にしてください。」

と言われた。
お父さんにあげる訳じゃあ、ねえんだけどな。

まあいいか。面白いから、何度でも読めるもんなあ。
友人に譲渡する以外には他人にはあげたくねえ。
メルカリやBOOKOFFにゃあ出さねえぞ。

3200円じゃ安すぎる。買取は半値二掛けくらいなんじゃろう。五百円以下か。
そんなもんじゃろう。

あと、小説巨人の星初版本箱入りブックカバー付き汚れ虫食い無しという完品もあるぞ。
って、わしゃあ、アフィリもネット販売でもねえから、大事な本は墓場まで持って行くつもりだ。
( いつものように話は脱線してしまった。ごめん )


荒木一郎の世界①

荒木一郎さんのライヴに行き損ねた

 

BlogPaint
もう、三年になるか?近くにいたのに、行かなかった。知らなかったんだよね。知ってたら、前売りSOLDOUTでも、だふ屋から買ってでも(ダメ!違法行為です。)入ってたのに。

DVD見ると荒木一郎さん本人が言ってるもんね。

「ボクも高齢者だから、次(のライヴ)は、もう、(やるかどうか)わかんないよ。」!

ゴールデン☆ベスト荒木一郎~ビクター篇

荒木一郎/自選ベスト15 いつか聴いた歌

ゴールデン☆ベスト

今日から『スーパー戦闘 純烈ジャー』


今日から映画館で見られるのか


って、封切早々に第二弾決定の速報が流れた


なかなかやるな酒井君

ヒューストンの惨劇ルーテーズVSキムイルNWA世界戦〈王者にセメントマッチを仕掛けた大木を唆した犯人は誰だ⁉〉

史論‐力道山道場三羽烏 (G SPIRITS BOOK)


のちにヒューストンの惨劇と呼ばれるルーテーズVSキムイル大木金太郎のNWA世界ヘビー級選手権試合について詳細が述べられている書籍を見つけた。
「史論 力道山道場三羽烏」著者小泉悦次先生著 2020年6月初版発行 辰巳出版である。
先生は1960年生まれでボクよりは若い。
こう言うと大変失礼な言い方になるが先生より年長のボクは力道山の数々の試合をリアルで見ている。

しかし、この本は大量の資料と写真をもとに日本を代表するプロレスラーの試合と生き様を時系列で紹介しその縦糸に、戦後日本、アメリカ、韓国の歴史を横糸に織りなした壮大なプロレス史観論となっている。
小泉さんは東京生まれでサラリーマンをしながら膨大な資料を収集し、それに基づいて本作を誕生させた。ボクとしてはまさにこういう本が読みたかった。そういう一冊である。

ボクはただボーっとしてプロレスファンを続けて来ただけ。小泉さんはボクより年下であるが手間暇かけ地
道な努力で資料を集め研究者としてこの本を世に出した。頭の下がる思いだ。



さて、世に言う「ヒューストンの惨劇」ルーテーズVSキムイル大木金太郎NWA世界ヘビー級選手権についてである。1964年昭和39年10月19日テキサス州ヒューストン、フォートワースでの事件。
試合開始後18分40秒でレフェリーストップとなっている。キムイル大木金太郎の七発のヘッドバットにブック破りを感じたテーズが激怒してキムイルにパンチを浴びせ顔面を24針も縫う大けがをさせている。

試合経過とその後日談については著者の本に詳細が描かれているから略すとしてボクが気になるのはキムイルにブック破りをそそのかした人物についてである。

犯人は事件試合当日会場にいたのだろうか?
長くグレート東郷黒幕説が言われてきたがそれが事実でないことは現在ならプロレスファンなら小学生でも理解できることだ。
東郷はアメリカ国内でNWAやテーズと友好的なビジネス展開を熱望するプロモーターである。キムイルがベルトを巻いたところで何のメリットもない。
セコンドのデュークケムオカに至っては「押さえろ押さえろ」といってキムイルの暴走を止めている。





犯人は当日、日本にいた。このキムイルの、試合に見せかけたテーズ襲撃事件を画策したのは日本にいる複数の人物であった。なかには日本人も韓国人もいた。またキムイルの「力道山襲名」構想や裏社会、反社会勢力、右翼、政治家などの思惑が複雑に絡み合っている。

だからこそガチンコを仕掛けられたテーズにしてみれば新人のキムイルの信じられない行動と目に映った。そして自ら返り討ちにして担架に乗せられた血まみれのキムイルにこう尋ねた。
「ボーイ。大丈夫か?誰にそそのかされた?」




この事件の真相、ブック破りの犯人については「史論 力道山道場三羽烏」の中で著者小泉悦次先生がエビデンスに基づいて語っている。

キムイルは生涯犯人の名前を明かさなかったし、テーズは「誰にそそのかされた?」と尋ねたものの、王者のプライドから試合後には犯人を知ろうともしなかった。だから永年、真相は藪の中であったが著者の小泉悦次さんは精度の高い資料により綿密な検証を重ね遂に答えを見つけた。




純烈は五人だ・明治座公演千秋楽に現れた友井君

最終日に友井君が客席にいたらしい
勿論ボクには分からなかった
舞台の上から友井君に関してはメンバーのメッセージは特になかった
リーダーは友井君が見に来ているのを知っていたらしい
後上君のファンのかみちゃんさんは毎日通っていたらしい
裕二郎君は偶然友井君と会えたと言って写真を撮っていた
友井君は往年の輝きを失っていなかった
ボクはうれしい
出来ることならカムバックしてくれ
ボクにとっては
純烈は五人だ

トシ東郷とハロルド坂田

必殺の空手チョップ 今 蘇る!力道山 ~伝説の格闘王 [DVD]


同一人物なんだけどね。
日本プロレスの父(諸説あります)力道山をプロレスの世界に誘ったのが朝鮮戦争時、米軍兵士慰問の為日本に立ち寄り、大相撲力士廃業後の力道山と面談したハロルド坂田と言うことになっています。

ハリウッド映画にもハロルド坂田は何作も出演しています
007シリーズのショーンコネリーとの格闘シーンは有名です

その彼がグレート東郷の末弟というギミックで東郷プラザーズの一員としてアメリカマットに登場する時はトシ東郷という名前を使います。東郷ブラザーズには他にマス東郷がいます。有名な極真空手の大山倍達総裁が演じています。

東郷ブラザーズの中で一番の金持ちはグレート東郷です
一番喧嘩が強いのがマス東郷です

現在、グレート東郷も大山倍達もYouTubeなどでたくさんの動画を見る事が出来ますが残念なことにトシ東郷(ハロルド坂田)については映画のシークエンスしか残っていません。

日本プロレス時代の資料写真には力道山とハロルド坂田が一緒に写っているものが残っています。しかし、レスラーとしてのトシ東郷(ハロルド坂田)のものは見かけません。
だから試合運びも得意技も不明です。

ボクは昭和55年の5月にハワイでトシ東郷(ハロルド坂田)と会って握手して一緒に写真に写っています。翌年、トシ東郷はハワイで亡くなりました。     合掌