こいつらと戦争になったら、わしは、いつでも老人志願兵で行くぞ‼
一命をささげ奉り、死して皇国の守護神とならん。
えっ?足手まとい。やっぱり。
今週の週刊少年チャンピオンを読んだが、なんか物足りない。
板垣恵介先生の「刃牙道」が雑誌の巻中(こんな言葉があるかどうか知らないが。)に掲載されていた。
もともと、巻頭カラーの常連でこの雑誌の顔だった作家さんが、巻末になり今週は、真ん中に来た。
二週休載後の再開作品にしては残念な気がした。作品のクォリティーは高いに違いないが、どこか変だ。
ストーリーを端折った訳ではない。絵が雑になったわけでもない。
じっと眺めたらあることに気づいた。コマだ。専門的にはどういうのかわからないが、1ページ当たりのコマがでかすぎるのだ。
今週の「刃牙道」は表紙が1ページ。内容が20ページ。
その20ページのうち、1ページまるまる描きが6ページ、2コマ使いが5ページ、3コマ使いが8ページ、6コマが1ページという構成。
こんなにコマが少ないと紙芝居みたいで漫画の味が薄い。
だが、さすが板垣先生、ページ終わりでキッチリ落ちをつけて次回への余韻を残している。
だが、ボクはあんまりこの描き方は好きではない。
尊敬するちばてつやさんが一ページまるまる使いをしたのは表紙絵の他は「あしたのジョー」の最終絵(矢吹ジョー燃え尽きて真っ白な灰になるのシーン)くらいしか記憶にない。
わたくしごとで恐縮ですが、小学校四年の時、貝塚ひろしさんの「まんがマニア」という会費制の漫画研究会に一年間だけ会費を払いこんで参加したことがあります。会費は一年分で五百円くらいだったので、リーズナブルだったと思います。
漫画研究会と言いながら、ボクは研究も勉強もせず、毎月郵送されてくる小冊子をたのしみに読んでいました。貝塚ひろし先生が漫画の描き方をレクチュアーしてくれたり、会員どうしが交流したり、連載物の貝塚先生の数ページの漫画が載っていたりして、結構読みごたえがありました。
四月に入会して六月に読者(会員)の漫画投稿欄にヒトコマ漫画を出しました。
三か月後に、この生まれて初めてはがきの裏に描いて出したヒトコマ漫画が、佳作になりました。
内容は、今思うとありがちですが、強盗が病人に同情してお金を恵んであげるというシーンを描いたものでした。
ビギナーズラックみたいな感じでしょうが、ちょっと嬉しかった記憶があります。しかし、貝塚先生の漫画研究会を一年経っても更新せず辞めてしまいました。
何事もまじめに突き詰めず、努力せず、飽きっぽい性格は子供のころから変わっていません。トホホのホ。
白川裕二郎さんが6/21のツィッターでスポニチについて語った。
「阪神タイガース開幕連敗」の記事の話ではない。
大坂で焼き肉店店長として第二の人生を送っている牧山雄亮さんについてである。
事件以来、潔く芸能界から身を引いた彼についての近況を知らせる記事だった。
裕二郎さんは人一倍、情に厚く義理堅い男(のようである。)だから、本名の牧山雄亮に戻って頑張っている記事を読んでうれしかったのに違いない。
「体重6キロ増えて40歳のオッサン」と牧山雄亮さんは謙遜したようだが、ぼくらファンは今でもYouTubeやDVDで、友井雄亮さんの活躍を見ることができる。
ぼくの個人的意見としては、いつか、純烈にカムバックして欲しい。
「 目覚めよ!その魂!」 葦原涼 / 仮面ライダーギルス(声) - 友井雄亮
プロボクサーやプロレスラーには住宅ローンは貸せないことになっている。ボクが審査を受け付けたのは六回戦ボーイだったが彼は若く、エネルギッシュで、まじめだったし、コーラの販売会社の運転手という職業を持っていたからだった。
保証人の依頼をすると彼は婚約者だと言って一人の女子大生を連れてきた。教員志望の彼女は彼と固く将来を誓い合っているのは理解できたが、まだ入籍前なので、法律上は他人だ。
案の定、融資部からクレームがついた。
「お前、気は確かか?去年の年収が二百万円。保証人は恋人かなんか知らんが、結婚してない赤の他人。おまけに収入無しの女子大生。債務者が飛んだら、彼女は他人の借金を返済すると思うか‼こんな曖昧な融資ができるか!」
ボクは頭に来たが、そのままを二人に伝えた。
二人は辛そうにしていたが、ボクは代替えに提案をした。
「こんな銀行の住宅ローンなんかこっちから願い下げだ。代わりに国の住宅資金、住宅金融公庫を使いましょう。固定金利だし、将来、金利高に感じられたら、銀行の住宅ローンに借り換えもできる。住宅金融公庫を一般の銀行の住宅ローンに借り換えはできますから。そん時にゃ、このアホ銀行の審査役も辞めてるし、ご主人も出世されて所得も増えてるでしょうしね。」
二人は不思議そうにしていた。自社の住宅ローンを薦めない銀行員。上司をアホよばわりして、その代わりきちんと自分たちの住宅資金の手配を国の住宅資金で手配するおせっかいな銀行員。
顛末から言うと二人は住宅金融公庫の資金で無事マイホームを建て、奥さんは卒業してすぐ教師になった。そして間を置かず入籍した。ボクがそれを知ったのは十年たってからだった。
実は、十年後、ボクは再びこの支店勤務になり戻って来た。窓口で融資係をしているとあの二人がやって来た。
小学一年生くらいの女の子を連れていた。
ご主人はボクシングの世界からは引退していた。コーラ販売会社の営業課長になっていた。女子大生だった奥さんは結婚して姓が変わり、念願かなって教師となり、子供も生まれた。
「あの時、銀行に断られたけどあなたが住宅金融公庫の手続きをしてくれてから、すべてがうまくいったような気がします。ありがとうございました。」
そして、二人は住宅金融公庫で十年返済してきて、「ゆとり返済」というシステムの期間が終了するため、今後の返済を窮屈に感じ始めていた。十年前に手続きしてくれたあのおじさんがいたらいいのにねと銀行に相談に来たのだった。
そしたら、本当にあのおじさんがいたというわけだったらしい。
ボクはすぐさま手続きをした。今度は勤続十年の一流会社課長が借入人で勤続十年の公務員の妻が保証人なので審査はあっという間に通った。
「六回戦ボーイのプロボクサーに住宅ローンを貸すだあ?おまけに保証人が赤の他人の女子大生だと?お前気は確かか‼」
十年前、そう言ってボクを罵倒したあの審査役は数年前に背任横領で懲戒解雇されていた。
某、中国地方の( 日本の中国地方であって武漢ウィルスの中国じゃあない )某知事が、
「定額給付金の10万円について県職員は、コロナウィルスで給料が減ったわけではないから、受け取っても県に寄付してくれ。」
と言う意味の発言をしたところ、2000件くらいの抗議電話、メールがあってヘタレ某知事は翌日、前言撤回したと言う。まったく、お粗末でおバカな知事だ。
今回のコロナ騒動で全国の知事の資質が明確になった。
車に例えるならスーパーカーみたいなのもいるし、ガソリンばっかり食って全然走らないのもいるし、ポンコツで廃車同然の知事もいる。
ボクが銀行にいた頃、この知事みたいなことをやった行員がいた。その事件というのは男が支店勤務時代の話だ。毎月、数人の部下に少し多めに残業手当を支給し、その中から10万円程度の金を上司たる自分にキックバックさせたというものだ。
毎月身に覚えのない残業時間を申告させられ、さらに給料から現金で抜かれる部下にとってはとんでもない話だ。事件がばれてからもこの男、よくクビにならなかったもんだ。
某知事さんは、県職員のもらうべき給付金を自分の懐に入れようとしたわけではないけど、この銀行員のやったことは犯罪だ。事件が公になったのに男を処分しなかった会社もアホだ。こんな金融機関安心して利用できない。