テレビのニュースで園遊会の模様を流していた。
車いすテニスの国枝選手に天皇陛下が話しかけていた。
「私もテニスをします。フェデラー選手に見てもらったことがあります。」
それで思い出した。
小説家の原田宗典さんが本に書いていた話。
イギリスに留学経験のあるAさんは向こうで皇太子時代の天皇陛下とテニスをしたことがある。
で帰り際、貴人の社交辞令として「日本へ帰ったらまたテニスをいたしましょう。」とおっしゃった。
Aさんは帰国して新婚家庭を持った。
仕事が済んで帰宅すると新妻がこう言った。
「今日変な人から電話があったわよ。昼間なのに御主人いますか?っていうのよ。」
「でなんて言ったの?」
「会社に行ってるに決まってんじゃん。あんた、だれ?って言ってやった。そしたら、私はご主人とイギリスでテニスを御一緒したことがある者ですなんて言うの。『あんた、うちの旦那のテニス仲間ならテニスばっかりやってないで、たまには家庭サービスしろ!くらい言っといてよ。』って言ってやった。」
「名前は?」
「ええと、確かヒロミヤさんとか言ってた。」
「お前!そ、それは浩宮様だ!!」
この話が原田宗典さんのネタなのか事実なのかは知らない。
しかし陛下がそうとうテニス好きでお上手であろうことは想像がつく。
車いすテニスの国枝選手に天皇陛下が話しかけていた。
「私もテニスをします。フェデラー選手に見てもらったことがあります。」
それで思い出した。
小説家の原田宗典さんが本に書いていた話。
イギリスに留学経験のあるAさんは向こうで皇太子時代の天皇陛下とテニスをしたことがある。
で帰り際、貴人の社交辞令として「日本へ帰ったらまたテニスをいたしましょう。」とおっしゃった。
Aさんは帰国して新婚家庭を持った。
仕事が済んで帰宅すると新妻がこう言った。
「今日変な人から電話があったわよ。昼間なのに御主人いますか?っていうのよ。」
「でなんて言ったの?」
「会社に行ってるに決まってんじゃん。あんた、だれ?って言ってやった。そしたら、私はご主人とイギリスでテニスを御一緒したことがある者ですなんて言うの。『あんた、うちの旦那のテニス仲間ならテニスばっかりやってないで、たまには家庭サービスしろ!くらい言っといてよ。』って言ってやった。」
「名前は?」
「ええと、確かヒロミヤさんとか言ってた。」
「お前!そ、それは浩宮様だ!!」
この話が原田宗典さんのネタなのか事実なのかは知らない。
しかし陛下がそうとうテニス好きでお上手であろうことは想像がつく。
アイルランド・海が香る極上のカキに…白川裕二郎が出会った(#428)
2004年放送の世界ウルルン滞在記に白川裕二郎さんが出演していた。
当時27歳の裕二郎さんがアイルランドのカキ養殖業者の家庭に
ホームステイしてカキの出荷を手伝うという企画だ。
途中レストランに配達する過程でカキの殻剥きを経験する。
ホームステイ先の兄弟はカキの殻剥きの名人だが、
兄の方は毎年アイルランドで行われている
「カキの殻剥き世界大会」の前年チャンピオンだ。
裕二郎さんはこの日初めてカキの殻剥きに取り組んだ。
そしてホームステイ先のお父さんがなんとなんと五日後の
「カキの殻剥き世界大会」に裕二郎さんを日本代表として推薦した。
フランスやドイツ、スウェーデンなど各国の代表選手は国内予選を
勝ち抜いて来た実力者揃いだが日本は元々大会にエントリーしていないのでたまたま
その場に居合わせた裕二郎さんが自動的に日本代表となった。この辺テレビ番組は
テキトーだ。
だが、そういううさん臭さや強引なやらせもどきを裕二郎さんが吹っ飛ばしてしまう。
裕二郎は真剣だ。まじめでとことんやる。
「出る以上は上位に入りたい。」
本気で言う。
アイルランドのカキは日本のそれとは種類が違う。現にシンガポール代表は種類が違う事で
最下位になってしまった。
欧米人は手が大きく指の力も強くそれだけでアドバンテージになる。
裕二郎は相当な努力をしたと思う。テレビには映らないが。
そして芸能人が企画で出るだけだから最下位でもいいというような甘えは彼にはない。
まじめでどんな時も一所懸命。手を抜かない。努力を忘れない。
下手をすると企画倒れのやらせ番組になるところを裕二郎の努力と気力で成功したと言っていいだろう。そのうえ明るくよく働くし物おじしないからホームステイ先の両親兄弟にも好かれていた。
両親と言ってもおじいさんやおばあさん、息子二人も裕二郎より十歳くらい年上。可愛くて仕方なかったのだろう。裕二郎が日本へ帰る日、別れのラストシークエンスでは泣いていた。涙もろい裕二郎、泣き顔も涙をふく癖も今と一緒だった。
2004年放送の世界ウルルン滞在記に白川裕二郎さんが出演していた。
当時27歳の裕二郎さんがアイルランドのカキ養殖業者の家庭に
ホームステイしてカキの出荷を手伝うという企画だ。
途中レストランに配達する過程でカキの殻剥きを経験する。
ホームステイ先の兄弟はカキの殻剥きの名人だが、
兄の方は毎年アイルランドで行われている
「カキの殻剥き世界大会」の前年チャンピオンだ。
裕二郎さんはこの日初めてカキの殻剥きに取り組んだ。
そしてホームステイ先のお父さんがなんとなんと五日後の
「カキの殻剥き世界大会」に裕二郎さんを日本代表として推薦した。
フランスやドイツ、スウェーデンなど各国の代表選手は国内予選を
勝ち抜いて来た実力者揃いだが日本は元々大会にエントリーしていないのでたまたま
その場に居合わせた裕二郎さんが自動的に日本代表となった。この辺テレビ番組は
テキトーだ。
だが、そういううさん臭さや強引なやらせもどきを裕二郎さんが吹っ飛ばしてしまう。
裕二郎は真剣だ。まじめでとことんやる。
「出る以上は上位に入りたい。」
本気で言う。
アイルランドのカキは日本のそれとは種類が違う。現にシンガポール代表は種類が違う事で
最下位になってしまった。
欧米人は手が大きく指の力も強くそれだけでアドバンテージになる。
裕二郎は相当な努力をしたと思う。テレビには映らないが。
そして芸能人が企画で出るだけだから最下位でもいいというような甘えは彼にはない。
まじめでどんな時も一所懸命。手を抜かない。努力を忘れない。
下手をすると企画倒れのやらせ番組になるところを裕二郎の努力と気力で成功したと言っていいだろう。そのうえ明るくよく働くし物おじしないからホームステイ先の両親兄弟にも好かれていた。
両親と言ってもおじいさんやおばあさん、息子二人も裕二郎より十歳くらい年上。可愛くて仕方なかったのだろう。裕二郎が日本へ帰る日、別れのラストシークエンスでは泣いていた。涙もろい裕二郎、泣き顔も涙をふく癖も今と一緒だった。
途中から興奮して裕二郎と呼び捨てにしていた。
肝心の大会順位だが14位/18だった。でもこれはすごいことだ。
「彼はアイルランドで初めてカキの殻剥きを経験したんだろう?」
「なんという上達ぶりだ!」
周りの人たちは驚いていた。
ボクは三桁の加減乗除の計算が苦手だ。筆算のことである。そろばんや電卓では何も問題ない。
だから小学校の時の算数は2であった。筆算が困難、できない、なぜそうなるのかわからない。
多分そういう病気だと思う。それでよくもまあ40年近くも金融機関勤めができたものだと思う。
困ったのは企業分析の連結決算の時だった。
通常、損益や利益を親子企業の規模で案分して求めるがその計算が遅い。
だから徹夜や持ち帰り残業がしょっちゅうであった。現在は情報漏洩にあたるので禁止行為だが、
そういうことをしていた。
計算が早くなるように努力してもどうにもならないので、徹夜しても翌日に響かないように体力養成に
務めた。
そうして定年退職したが退職記念の食事会でかつての上司の頭取がボクに言った。
「簿記や会計のできない銀行員は珍しかった。昇進や昇給の推薦を書こうとしてもその点が引っかかってどうしようもなかった。」
出世せず銀行員としては名も財も残せなかったが健康で長生きできているだけでもありがたいと思っている。
正しくは「小田井さんが純烈を卒業したわけ」とすべきだ。
引退したわけではない。事務所にはそのまま所属しているし、リーダーなんか
いつ復帰しても参加できるようにメンバーカラーを残して待っている。
純烈のツアーは激務だし晩婚の彼にすれば体力的年齢的な衰え(失礼)があったのだろう。
小田井さんの果たした功績は大きい。
リーダーは「音痴だ。ダンスしかできない。」などとこき下ろしていたが、
これは愛情の裏表現でいつもの癖だから気にしない。
小田井さんの化粧とお姉演技はびっくりしたが、
キャバレーなんかの営業で酔っぱらいの罵詈雑言や暴力からメンバーを守るためだったという。
レコーディングやレッスンでコーラスのパートが終わると他のメンバーはさっさと帰る。
が小田井さんだけは裕二郎さんのリードボーカルの部分が終わるまで待っていたらしい。
そして裕二郎さんと一緒に帰るのだが、そのことを裕二郎さんが感謝すると、
「独身だしね。帰ってもやることないしね。」と言って思いやりを見せた。
小田井さん結婚前の話である。
いささか旧聞に属するが「ガロ」の御三家は白土さんと水木さんとつげさんだと思っている。
その御三家が貧しい時代、三人そろって会食したことがあるそうです。
といっても一膳めし屋で百円で飯と汁だけみたいな食事を各自が自腹で食べたらしい。
のちに三人がその時の思い出を語った。
「水木さんが年長なんだからもう一品おかずを取ってくれればいいのに、、、、、」
「白土さんが社長なんだから少し奢って欲しい。」
「つげさんは原稿料をもらったばかりなんだから御馳走してくれよ。」
三人三様で他力本願でみんな貧しい食事を黙って食べた。しかし、腹の底ではそう考えていた。
アーカイブ
カテゴリー