2019年12月

大声で言う「川田利明!ありがとう!」



開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学


今日は、横浜で買えず地方で買った川田利明さんの本読んで、YouTubeで一日中、三冠戦や三沢越え、四天王の動画を見た。今も昔も妥協しない真剣で厳しい生きざまに感動する。

少年の日に馬場さんの後ろに付き従っていた澄んだ瞳の新弟子さん。試合会場での、若き頃の川田さんを思い出しています。

寡黙で不器用はご自身の演出という御著作でのカミングアウトも、三冠初奪取のプレスインタビューに「これまでのレスラー人生で一番うれしい!!」と答えた時の素晴らしい笑顔で納得です。

「ベンツ3台をスープに溶かした。」も恥でも失敗でもありません。元入れ金を増やしたんです。法人なら増資です。

苦労や努力は必ず報われる。だから、川田さんのファンはあなたに「頑張れ!」とか、「勝ってくれ!」とか言わない。

みんなは、こう言う。

「川田!ありがとう!!」

最高の褒め言葉だ。


俺だけの王道―川田利明自伝 Dangerous K

プロレスラーが愛したレスラー

プロレス・スーパースター列伝 vol.1 キラー・コワルスキー&ペッパー・ゴメッツ [DVD]

アントニオ猪木はキラーコワルスキーのファンだった。

猪木さんがアメリカ修行時代、「トーキョー・トム」時代の話。

アントニオ猪木 オフィシャルDVD キラー猪木 コンプリートBOX

「男はみんなプロレスラー」なのか⁉

男はみんなプロレスラー1982/10村松友視著

男はみんなプロレスラー
男はみんなプロレスラーって、極端なタイトルだけど、昭和の最後半の大プロレスブームのころだから、立派に通用してたんだ。こういう言い回しが。

そういえば、プロレスは地上波でゴールデンタイムの放送だった。今はそうじゃない。

例えば、シェーッ‼と叫べば、世間のほとんどの人には、良い悪いは別にして通じていた赤塚不二夫のあの漫画のギャグと同じように、プロレスも、リアルかフェイクかは別にして、ちゃんと通じていた。今は残念なことにそうじゃない。

この直木賞作家のプロレス本は複数あるが、当時は読んで面白かった。私、プロレスの味方ですなどと言うタイトルからして、面白かったが、今はそうじゃない。
テレビの地上波から消えたプロレス番組に似てどこか、見ていて覚めてしまう自分がいる。

ブームが去ったからだろうか?レスラーもファンもプロレス物書きも歳を取る。熱は、いつか冷める。昭和の終焉と共にテレビのプロレス番組は地上波から消え、男はみんなプロレスラーとは言えなくなったのだろう。まさに時のうつろいを感じてしまう。

昭和40年男 増刊号「昭和プロレス大全」

プロレスを読む〈三島由紀夫と力道山〉

三島由紀夫と力道山

編集

からっ風野郎

昭和58年に買ったプロレス関連本15冊。単行本14冊。文庫本1冊。三島由紀夫の文庫本はプロレスには関係ないだろうと思うことなかれ。収録されている『日記』には、

「(三島由紀夫が、)ラテン・クォーターで飲んでいたら後ろの席に力道山がいた。」

と言う記述がある。たったの一行だが、それだけでこの文庫本を購入した。
この頃は、プロレス好きがこうじて「プロレス」と言う文字が見えたら、むやみやたらと買っていた。


「プロレス  キュー部隊」などと言う本も買った。
家に帰って中を見ると「プロ・レスキュー部隊」の物語だった。

 

ルー・テーズ対力道山 世界選手権争奪戦 [DVD]

 

新宿伊勢丹前、襲われたアントニオ猪木

48・11・5白昼の惨劇〈アントニオ猪木〉


アントニオ猪木全記録
アントニオ猪木 オフィシャルDVD キラー猪木 コンプリートBOX
11・5新宿伊勢丹前事件と言うと、コアなプロレスファンでなくても、「ああ、あれか。」と、すぐに思い当たる人はいるはずだ。

ボクがその事件の第一報を聞いたのは、後輩の口からだった。

新宿伊勢丹前で、偶然、猪木夫妻と遭遇した数名の外国人レスラーのうちの一人が、猪木に殴りかかって猪木は負傷。
パトカーが出動する騒ぎとなったと言うのが事件のあらましだ。

ボクは、昔、猪木の師匠の力道山が、赤坂のナイトクラブ「ニューラテンクォーター」で、村田勝志に腹を刺され、それがもとで死亡した事件を思い出した。

なにか、とんでもない不条理が、ボクの好きなヒーローたちの身に降りかかってきているように思えたのだ。
赤坂の時も、新宿の時も。


そして、この後、事件は思わぬ方向に動く。猪木は、警察の事情聴取を「興行上のトラブル」としてかわして事件にはしないとプレスに語った。

その後、この騒動の相手を新日本プロレスの興行に参加させた。インド生まれのカナダの実業家で篤志家のレスラーとの試合を各地で興行して回った。

曰く。「借りは、リングの上で返す。」

これは、実は、猪木が仕組んだアングルだった。カナダ人レスラーと猪木の間には遺恨もわだかまりもなかった。その後、長くビジネスパートナーとして新日本プロレスの利潤に貢献した。


カナダ人レスラーの名前は、タイガー・ジェット・シンと言う。  



(文中敬称略。ごめんなさい。)


< 力道山・ハワイから息子への手紙 >


BlogPaint

ドウデスカ

お父さんは れんしゅうで まいにち いそがしいのですよ

お前は  マツの言うことを よく聞いて べんきょうしなけりゃ なりませんよ


   しょうわ二十七年 十二がつ 三か    (原文のまま)

猛き災いの聖地(たけき わざわいのせいち) 『ホテルニュージャパン』〉


写真集 日本の火災 (報道写真で見る現場最前線)

ボクがオアフ島から帰って来て、ハロルド坂田が死んだニュースが報じられた翌年の1982年、ホテルニュージャパンの火災でボクの高校の時の同級生が亡くなった。彼は優等生で、その時、医者になっていた。医師会の会合で上京し、たまたま、宿をホテルニュージャパンに取ったばっかりに被災した。ご両親も医師をしていたが、その嘆き悲しみぶりは、とても見ていられなかった。全くお気の毒だった。

錬金術師―昭和闇の支配者〈4巻〉 (だいわ文庫)


ボクなら、この宿は取らなかったと思う。当時、ホテルニュージャパンは、戦後、安藤組に襲撃された黒い噂の絶えない財界人横井英樹が買収していた。オーナーの悪い噂のみならず、1963年にはこのホテルの一階のニューラテンクォーターで力道山が村田勝志に刺されている。68年には、日本プロレスのユセフトルコと松岡巌鉄がグレート東郷をホテルの部屋に監禁し、リンチの上、傷害事件を起こしている。

高校の時から、プロレス大好き、勉強大嫌いのボクは、奇跡的に大学に合格し上京して、まず、先輩に案内してもらった場所はこの呪われた災いの聖地ホテルニュージャパンであった。
まぎれもなく、この場所で、横井英樹が、力道山が、村田勝志が、グレート東郷が、ユセフトルコが、松岡巌鉄が、 確かに生きて、怒って、わめいて、トラブっていたのに違いないのだ。まるでそこは、かつての戦場だった。多くの男たちの魂と魂が激しくぶつかりあった猛々しい夢のあとだった。

初めてその場に立って、ボクはなんとも言いようのない哀しいような懐かしいような錯覚をおぼえた。それは、ボクがバカでぐうたらの大学生だったから感じることが出来たのだろう。
だけど、もし、仮に、優秀な学生で医者になり、プロレスや事件に全く興味がない人間だったとしたら、上京してホテルニュージャパンに宿泊して命を落としていたのはこのボクだったのかも知れない。

悲惨なホテルニュージャパンの火災事故から、三十数年が立つ。亡くなった同級生とはさほど懇意ではなかったが、思い出すにつけ、ご両親の悲しみようが浮かんで来る。今更ながらだが、亡くなった同級生の御霊に慎んで哀悼の意を表したい。どうか安らかにと、願わずにいられない。

〈 グレート東郷を名乗るオアフ島の謎の男・ハロルド坂田 〉

流智美の黄金期プロレス50選 vol.1 戦後悪役の権化 東郷&シーク [DVD]

 

ボクは、何年もあるプロレスラーについての謎を抱えていた。ハワイの
みやげ物屋で1981年にガイドさんから、
「この人は力道山とともに戦った有名なプロレスラーのグレート東郷さんです。」
と紹介された男の正体についてである。
 
1981年にボクは新婚旅行でハワイのオアフ島にいた。
プロレスファンだったボクはグレート東郷がその時故人であったと言う事を知っていたが彼に、
「ピクチュアー・ウイズ・ミーOK?」
と、写真撮影をせがんだ。彼が東郷本人ではないが東郷ブラザーズの誰かに違いないと直感したからである。彼は承諾してくれた。
そして、ボクの妻も彼に写真をせがむと彼は気さくにOKした。
ボクがカメラを向けると元レスラーはさりげなく妻の腰に手を回して
写真に納まった。それは、アメリカ人の男がするごく普通のツーショット撮影のマナーに思えた。
 
日本に帰ってプロレス週刊誌の出版社にボクは写真を送った。返事はなかった。あれは誰だったのか?東郷ブラザーズのうちの誰かだったのだろうか?
 
 
ボクの謎の答えは、「私、プロレスの味方です」の村松友視さんの「七人のトーゴー」の中に書かれていた。
1981年にボクたち夫婦が写真を撮った「グレート東郷」を名乗った元レスラーはハロルド坂田である。
映画俳優として「007 ゴールドフィンガー」、「力道山物語 怒涛の男」、「ロックフォードの事件メモ」他に出演している。
 
梶原一騎先生が紹介した通説では、朝鮮動乱の時、米軍の慰問団として来日したプロレスラーの一員のハロルド坂田が酔った力道山と路上ファイトの末、引き分け、意気投合して、力道山をプロレスの世界に引き入れたということになっている。
 
つまり、ボクは日本プロレスの父力道山の恩人であり、著名な映画スターとハワイオアフ島の土産物屋で記念撮影をしたことになる。
 
しかし、あの時、ハワイのツアーの観光ガイドさんは確かにハロルド坂田をボクらに紹介するとき、
「彼は力道山とともに戦った有名なプロレスラーのグレート東郷さんです。」
と言った。なぜ、そんなウソをついたのだろう?
 
確かに、ハロルド坂田は東郷ブラザーズとして「トシ東郷」を名乗ってアメリカでリングに上がっていたことがある。トシ東郷やハロルド坂田では、きっと日本人にはわかりにくいと思ったのだろう。
 
しかし、ボクのようなプロレス好きは、グレート東郷はすでに死んでいたこと、ハロルド坂田とトシ東郷は同一人物で、映画俳優とレスラーを兼業していたこと、そして、失業していた力道山にプロレスと言うニュービジネス(ニュープロスポーツ、新しい興行ビジネス)を教えた人だと言う知識は持っていたこと等からすれば、目の前に現れた元レスラーのおじいさんが
ハロルド坂田(トシ東郷)なのに、「有名なグレート東郷さんです。」などと紹介されては混乱してしまう。
 
ハロルド坂田さんはボクが会った翌年の1982年にハワイで亡くなった。62歳だった。ボクはハロルド坂田の死亡はニュースで知っていたが、新婚旅行で出会った偽物のグレート東郷が、ハロルド坂田であったと言う事はつい最近知った。
中途半端なプロレスファンだ。プロレスマニアの諸兄と比べると、まったく未熟者だ。

 

 

[007カード] "007/ゴールドフィンガー" 2013 Rittenhouse Goldfinger #96 ハロルド坂田

ボクがハワイで会ったのはハロルド坂田だった。

東京都青梅市の赤塚不二夫会館

赤塚不二夫生誕80周年CD! これでいいのだーっ!!

少年漫画週刊誌の創刊の頃から、物心ついて以来、ずっと漫画を読んで育った世代である。小、中、高、大学とずっと漫画を読んで育った。当時、少年雑誌でギャグ漫画家のトップは赤塚不二夫(1935〜2008)だった。

「秘密のアッコちゃん(1962)」、「おそ松くん(1962)」、「天才バカボン(1967)」は有名だ。もちろん、2015年10月に「おそ松くん」がリメイクされた「おそ松さん」も現在大人気だ。まさに、世代を超えた人気を漫画家であるといえよう。

赤塚不二夫新潟県出身。戦後満州から引き揚げ、新潟で映画の看板描きをしたあと、上京してトキワ荘に住み漫画家デビューを果たした。そんな赤塚不二夫に関する豊富な資料でマニア垂涎の美術館、赤塚不二夫会館が東京都青梅市にある。

青梅市は知る人ぞ知る映画の町である。電車が青梅の駅に着き、プラットホームに降りると昔風の手描きの映画の看板が目に飛び込んでくる。プラットホームと改札口をつなぐ地下連絡道にも壁には、内外の映画の看板がずらりと並べられている。映画看板での町おこしをしている、というわけだ。

青梅市赤塚不二夫の生まれ故郷と言うわけではない。特に赤塚と青梅の繋がりはないそうだが、映画の看板描きだった赤塚不二夫をリスペクトし、映画の街を標榜する青梅市の有志が赤塚不二夫会館を誘致したらしい。

無関係な土地とはいえ、こうして昭和を代表するギャグ漫画家の遺品や作品群、関連書籍や写真、あるいは実物画稿をまとめて見ることができる資料館・美術館は貴重だ。展示物は実に見応えがあり、こういった記念館には厳しいネットでの評判も上々だ。

それもそのはず、青梅の街は、通りのそこかしこに懐かしい映画の看板が設置されるだけでなく、街全体が「昭和の街」として作られている。いわば、街全体が昭和レトロ記念館であるところもポイントが高い。街の作りとは無関係に、突然脈略もなく著名作家の記念館などがある観光地などとの大きな違いだ。

しかも、入館料大人450円、子供250円という価格が嬉しい。近くにある「昭和レトロ商品博物館」「昭和幻灯館」も合わせて、赤塚不二夫会館との共通チケット800円で観覧できる。公立の美術館やデパートの企画などでも有名漫画家の特別展が開催されることは多いが、チケット代は1500円ぐらいと案外高い。それを考えれば450円は激安だ。まさに「昭和価格」。

何よりも老いも若きもそこを訪れた人は、必ず「シェーッ!」のポーズで記念撮影をしているからすごい。なんという影響力だろうかと、驚きを超えて感心してしまう。

団塊世代でなくても、漫画好き、映画好き世代でなくても十分楽しめる。夏休み中の学生さんだって行ってみてほしい。今人気の「おそ松さん」グッズの物販もあるから。

友人の漫画家が美人OLに声かけられた


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知り合いの漫画家が駅にスポーツ新聞を買いに行った。

売店で新聞を選んでいたら、視線を感じるのでその方向を見ると、美人ОL風の娘が彼をジーっと見つめていたそうだ。

 

美人に見つめられる心当たりがないので漫画家が視線をそらし、スポーツ新聞を買って、立ち去ろうとすると、美人ОLはつかつかと漫画家に歩み寄り、彼の腕をつかんで、

 

「あ‼やっぱり、カンサイさんだ!久しぶり~‼あたしぃー!分かるぅー?」

 

とキャビキャビ騒ぐ。

 

(だ、だれや?お前なんか、知らんぞ。)

 

と、漫画家がビビっていると、

 

「監督ぅーっ!あたしぃー!小学校の時、フットベースのチームで監督一緒だったシズカですけどぉーっ!」

 

漫画家、思い出した。見違えた。泣き虫、ヘタレ、顔真っ黒の小学生が、こんなになるとは‼

 

「ああ、シズカかあ⁉ぜんぜん、分らんかった。美人局か、ツボを買えと言われるか思てた。」

   

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【よその子は育つのが速い】

 


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