板垣さんほどの功労者だと、編集者との力関係が逆転しているはずです。編集者が判断する…ということはまずありえません。何事にもまずは先生にお伺いを立て、先生のペースで描いていただく…というのが基本姿勢のはずです。スローペースではあるでしょうが、描いていただくこと優先で。やめられたり、他所に移られたりしたらえらいことです。
大先生が言っていたメジャー誌とマイナー誌の意味、区別を、もっかいレクチュアーしてください。
キオスクで売ってるかどうか…というのが判断材料かも。
自粛期間中に、YouTubeで公開されていた梅宮哲さん主演の暴走少年たちの青春を描いた映画。
たしか、「ブラックエンペラー暴走伝説下北沢総本部」こんなふうなタイトルだったと思う。
梅宮哲さんは、ボクシング世界ミドル級チャンピオン竹原選手のガチンコファイトクラブでおなじみの喧嘩自慢の俳優さんだ。長いまつげと優しい笑顔が素敵な人だ。
暴走族というには、出演している俳優さんがちょっと年齢が高いけれどそこはご愛嬌ということで見ました。三回も見た。
オープニングの白黒写真で改造バイクに乗っている色白の悪そうな少年を見た途端、あれ?今の子、裕二郎?と思って見なおしたら、間違いなく白川裕二郎さんだった。
俳優として売れっ子だったから、結構な本数出ていて、その中の一本だ。これは。
一時間見て終わるころに家の人がリビングに入って来た。
「あ!裕二郎‼」
目ざとく見つけて初めからもう一回見た。そのあと家庭用にDVDに焼くとき、もう一回見た。
肝心の内容だけど、裕二郎さんは素のままか?朝日山部屋に入門する前は本当にバイクで暴走していたのじゃないかと思うほど、はまり役だった。
「なんか文句あんのかよぉー‼」
「おめえに頼むんじゃなかったよおー‼」
「なんだこの野郎‼やんのかよおー‼」
裕ちゃんの横浜弁(神奈川方言のイントネーション)が、やけに決まっていた。