2020年07月

コロナ禍でもはしゃぐ88歳の老母、いさめる娘


 

新型コロナ騒動の対策: 日ごろから準備をしておきましょう!!

コロナ騒動の中、温泉、鳥取砂丘、カラオケなど、傍若無人に暴れまわり、三月、旧型肺炎で入院の老母。全然反省せず。

 

とうとう、今日、デイサービスに行く。

先日、カラオケに行き、実娘にたしなめられたばかりなのに。

 

娘は電話してたしなめる。

「母ちゃん、こないだ、マスクせずにカラオケ行って、わたし、注意したよな!」

「あんとき、反省して、もうせん、ゆうたよね。」

「うん。」

「ほんなら、なんで行くん?」

「もう、心配いらん。熱も下がっとるし。家にいてもストレスたまるし。私は大丈夫やから。」

娘、カチンとくる。

 

「ばばあ!あほか‼お前の身体心配しとるんと違う!デイサービスでよその人にうつしたら、あかんていうてんのや!ばか!さっさと帰ってこい!」

 

娘の言葉が悪いけど、行ってることは正しいと思う。

 

拝啓 ・板垣先生 どうぞ御自愛ください。<もういい!恵介先生。板垣、退(の)くとも、刃牙は死せず!>

 

刃牙道 14 (少年チャンピオン・コミックス)

週刊少年チャンピオンに連載中の『刃牙道』が不定期連載になっているので読者間では、板垣恵介先生の健康不安説が取りざたされていてとても心配だ。

 

もし、本当に板垣先生が健康を害されておられるのなら、休養を取られてもよいのではないか。ストーリーに集中して療養しながら、絵は弟子に任せてもよいのではないか?と思う。

 

30年近く続くこの名作を未完に終わらせてはいけない。もし、中里介山大菩薩峠』のような終焉を迎えたならば、それは日本の格闘技漫画の国家的損失と言えよう。

大菩薩峠[東宝DVD名作セレクション]

     ☆        ☆      ☆

 

ボクはバフル崩壊期の大坂で地方銀行に勤めていた。破綻続きの顧客環境下、無茶なノルマの強制と違法行為すれすれの営業活動を求めてくる上司をぶん殴って会社を辞めてやろうと思いながら毎朝満員電車で出勤していた。

幸せは口座に預けることはできません はみだし銀行員の業務日誌 (メディアワークス文庫)

毎日のことだが辞めてやるという気概は銀行に出勤すると急激にしぼんでしまい、夜は違法な超過勤務で体はボロボロになり終電で帰宅する毎日だった。

 

逃げ場のない閉塞感にさいなまれるボクにある時先輩が、

「とくちゃん。プロレス好きだったよね。この漫画、ジャイアント馬場さんみたいなレスラーが出てくるんやで。」

 

と言って板垣恵介という新人の『グラップラー刃牙』という漫画を貸してくれた。

 

(格闘技漫画なら、梶原一騎先生の作でたくさん読んでるしめずらしくない。)などと思いながら読み始めたら、ぐいぐい引き込まれていった。

柔道一直線1

それまでの定番格闘技漫画の『武力を正義のために使用する』という思想はどこにもなかった。まったく新しいジャンルの格闘技コミックであった。

 

    ☆        ☆      ☆

 あの時から30年近い時が経ってボクは嫌な上司を殴って辞める勇気もなく、だらだらと不毛な銀行員生活を過ごし、少しの一時金を受け取って銀行も辞めてしまった。

しかし、板垣先生の『刃牙』シリーズだけは変わらず読み続けた。つらい時も苦しい時も病気の時も『刃牙』シリーズを読み続けた。

やがて30年近い『刃牙』連載中にボクは老人になってしまったが、作者の板垣先生も、もちろん年齢を重ねられた。

 

30年の間、『刃牙』シリーズはそのクォリティーを高めながら、登場人物たちが生き生きと動き続けた。この漫画の面白さにボクは何度も励まされ勇気づけられ現実の生活を送って来た。

刃牙もオーガも愚地独歩も渋川剛気も花山薫も強烈なオーラを放ちながらボクに元気を与えてくれた。

ザ・ベスト・バウトオブ刃牙 愚地独歩編 (秋田トップコミックスW)

作家さんも読者も永遠ではない。老いもするし、終焉もやってくる。悲しいが現実だ。であるとするならば、

もしも、板垣先生。健康に不安があるようでしたら、原作だけに特化して絵の方はお弟子のどなたかに任せては?

ボクは休載があるたびに『刃牙道』の続きより先生の健康のことが心配になる。


こいつらは国家に非ず

民度の低い、時代遅れの覇権主義。
こいつらと戦争になったら、わしは、いつでも老人志願兵で行くぞ‼

一命をささげ奉り、死して皇国の守護神とならん。
えっ?足手まとい。やっぱり。

義母はコロナ禍で反省しないバカ老人


義母が、友人の見舞に行くとウソをついてカラオケ屋へ行ったのがばれて、娘にボロクソに言われていた。
行った理由が、「寂しい、ストレスがたまる。」だ。
しかも、マスクもしてなかったらしい。

ワシは行くのは個人の勝手だが、老人は致死率が高いこと、また、近々、娘が墓参りに帰省するが、感染してから後で娘にもしものことがあったら、誰の責任かと言いたい。
老人が自業自得で死ぬのは勝手。コロナは伝染病だと言う事を覚えておけ。
見舞いとウソをつきカラオケ屋に行った事。
感染したかどうか、知らんけど、カラオケのあと、娘に会うつもりだった事。
これだけ、騒がれているコロナにまるで無知で無関心。
とても年長者、母親、祖母などと尊敬の対象とは呼べない。
存在、言動が、百害あって一理なし!
また、もう一人の同居の娘や孫、ひ孫にも悪影響がある。
おばあさんが許されるなら、娘も孫もひ孫も、旅行、ライブ、お祭り、集会、つるんで、群れて、酒飲んで暴れて大声で歌ってわめいてクラスター。
恥さらし一家。
どうしようもない。

じつは、なんでこんなにワシが怒り狂うかというと、三月にもこのばあさんはコロナ騒動の初めころにひ孫の学校が休みだからと言って、娘や、孫娘三人、その配偶者、及びひ孫などなど、一族郎党引き連れて、温泉旅行に行って、旧型肺炎になって入院しているのである。
そして、コロナと似たような症状のため、隔離入院させられ、その時はいた言葉が、
「みんな、薄情だ。誰も見舞いに来ない!」
だった。

そんなの当然だ。新型コロナウィルス感染の疑いで強制入院させられてんやんか‼

週刊少年漫画連載作家手抜きの手法を検証~コマを少なくする


 

 

刃牙道 22 (少年チャンピオン・コミックス)

今週の週刊少年チャンピオンを読んだが、なんか物足りない。

板垣恵介先生の「刃牙道」が雑誌の巻中(こんな言葉があるかどうか知らないが。)に掲載されていた。

もともと、巻頭カラーの常連でこの雑誌の顔だった作家さんが、巻末になり今週は、真ん中に来た。

 

二週休載後の再開作品にしては残念な気がした。作品のクォリティーは高いに違いないが、どこか変だ。

ストーリーを端折った訳ではない。絵が雑になったわけでもない。

 

じっと眺めたらあることに気づいた。コマだ。専門的にはどういうのかわからないが、1ページ当たりのコマがでかすぎるのだ。

 

今週の「刃牙道」は表紙が1ページ。内容が20ページ。

 

その20ページのうち、1ページまるまる描きが6ページ、2コマ使いが5ページ、3コマ使いが8ページ、6コマが1ページという構成。

 

こんなにコマが少ないと紙芝居みたいで漫画の味が薄い。

だが、さすが板垣先生、ページ終わりでキッチリ落ちをつけて次回への余韻を残している。

だが、ボクはあんまりこの描き方は好きではない。

 

尊敬するちばてつやさんが一ページまるまる使いをしたのは表紙絵の他は「あしたのジョー」の最終絵(矢吹ジョー燃え尽きて真っ白な灰になるのシーン)くらいしか記憶にない。

 

あしたのジョー 矢吹丈 陶板アート 真っ白な灰 約28x38cm

それから、1ページまるまるを多用したのがKさんのボクシング漫画。少年ジャンプだったか毎週、1ページいっぱいにイラストばっかし描いてんのかと思って絵はきれいだけど、退屈で読むのをやめた。あと、でっかい字で擬音ばっかり描いていた。それと、主人公の顔の向きがいつも左向きだった。その点はアマチュアっぽかった。

リングにかけろ1 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

リングにかけろ1 11 (ジャンプコミックスDIGITAL)

リングにかけろ1 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

リングにかけろ1 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

貝塚ひろし先生ごめんなさい。会費未納で退会した漫画研究会。


ゼロ戦レッド 読切版 1

 

わたくしごとで恐縮ですが、小学校四年の時、貝塚ひろしさんの「まんがマニア」という会費制の漫画研究会に一年間だけ会費を払いこんで参加したことがあります。会費は一年分で五百円くらいだったので、リーズナブルだったと思います。

 

漫画研究会と言いながら、ボクは研究も勉強もせず、毎月郵送されてくる小冊子をたのしみに読んでいました。貝塚ひろし先生が漫画の描き方をレクチュアーしてくれたり、会員どうしが交流したり、連載物の貝塚先生の数ページの漫画が載っていたりして、結構読みごたえがありました。

ロボット長島 SF野球COMIC

四月に入会して六月に読者(会員)の漫画投稿欄にヒトコマ漫画を出しました。

三か月後に、この生まれて初めてはがきの裏に描いて出したヒトコマ漫画が、佳作になりました。

 

内容は、今思うとありがちですが、強盗が病人に同情してお金を恵んであげるというシーンを描いたものでした。

ビギナーズラックみたいな感じでしょうが、ちょっと嬉しかった記憶があります。しかし、貝塚先生の漫画研究会を一年経っても更新せず辞めてしまいました。

 

何事もまじめに突き詰めず、努力せず、飽きっぽい性格は子供のころから変わっていません。トホホのホ。

 

【Amazon.co.jp 限定】叛乱!  二・二六事件 全2巻 完結セット

大漫画家< 夢の印税生活 >インタビュー「はらたいら先生について」


はらたいらのジタバタ男の更年期 (小学館文庫)

 

 

 

 

はらたいら先生が「デビューさせる」とおっしゃったのは、出版社を紹介してやるから、そこで描いてみろと言う意味ですか?
 
そうだと思います。はらさんの絵はアシスタントを必要としない(せいぜいベタ塗りくらい)ものですから。アシはサブちゃん一人で充分だったはずです。
 
>ボクは長いこと、大漫画家MK先生は新人時代、はらたいら先生のとこへ通いのアシスタントで、漫画修行を兼ねて何年か、いらしたのかなと勝手に想像していました。
当時の私は弁護士になる気満々でしたww。
 
>大学生になる前に家出同然に上京したことなどで、都会や漫画業界に対する免疫と言うか、度胸みたいなのは身についていましたか?
盲蛇に怯えずです。阿呆は強い。
 
ソシテ、後年、漫画家と編集者の両方を経験するわけですが、「トキワ荘」的な、漫画家と編集者の駆け引き、軋轢、トラブルみたいなこともあったのでしょうか?
それなりに…ですが、担当した漫画家が良い人ばかりでした。

 

 

大橋巨泉 クイズダービー TBS トランプ

>最後に、はらたいら先生以外で、当時、弟子入りを考えた師匠はいましたか?はらたいら先生とこは飛び込みで訪問したのですか?
田舎での知り合い(師匠)が、東京ではらさんと同居して漫画を描いていた人(デビューしたのに、親の跡を継ぐため帰省していた)で、その人の紹介で。
 
はらたいら先生は男前でした。良い人でした。私とは体型が似ていました。
 
 
   (大漫画家の回想は続きます。)
 
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