最後に行った図書館は漫画に関するコーナーが充実していた。それで、
それぞれの作品の第一回目を知りたいと思ったからだ。
借りた本は、
の四冊だ。
まず最初に読んだのは『サイボーグ009』平成元年11月初版、秋田書店から税込み1020円である。少年キングで連載されていたはずが、秋田書店から出ている。よくあるという大手出版社のバーター取引のやつかなと思いつつ、自信がないため同級生の大漫画家兼名編集者に尋ねてみる。
まず本を開いてしまったと思った。この第一巻の収録作品は雑誌連載当時の第一回目の作品ではなかったのた。定価とページ数との兼ね合い、デザイン、作者の意向等々、読者とは無関係な大人の事情で、どうも掲載順は変化するようだ。
内容だが、良くまとまっている。絵もきれい。物語の導入や進み具合、クライマックスなんかも素晴らしい。なんせ、『漫画家入門』の著者だから。
けど読みながらボクは寝てしまっていた。なので、内容は覚えていない。