【以下はネットニュースからのコピー】
無給医。有給ポストが限られるため、教育を受ける身として研鑽中のためと、様々な背景により存在しています。(NHKニュースでも「大学病院の“無給医”“ただ働き”の実態」として放送)。


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医業界にこんなバカな風習があるから医は算術みたいな愚か者が医者の中にいるのだ。

ボクが銀行で病院担当をしていた頃の話だ。開業医の性格の悪い夫婦の医師がいた。男の方はボーッとして診療技術の方も?と患者間でうわさされていた。女の方は金に汚く他人を見下すようなところがあった。この女の頭には一種カースト制度のような発想があり、製薬会社のセールスマンが最も下にいて、次が銀行や出入りの営業マン、その上がお客さん(患者の事。この女は陰で本当にそう呼んでいた。)、最上位が医師であった。

医者がこの女の発想する身分制度の頂点なのだが、その中にもランクがあったようだ。理由は不明だが歯科医が底辺で、その上が美容整形外科、外科、内科の順番で身分が高いらしい。ちなみにこの夫婦は呼吸器内科だった。その割には二人とも酸欠状態の金魚みたくいつもアップアップしていた。精神的に余裕がなく、いつも身分の低いボクらを罵倒していた。

通帳を見るのが楽しみでボクを足代わりに呼びつけては診療報酬の振込入金される口座の通帳の記帳をさせた。
診療報酬を「水揚げ」と呼び、現金収入を「日銭」、患者を「お客さん」、ボクらを「銀行屋」と、蔑んだ。その病院で知り合った製薬会社の営業マンが嘆いていた言葉を思い出す。

「院長が電話ですぐ来いというから10時に来たのに診察中と待たされ、昼休みだ昼寝だと延ばし伸ばしにされ、夫人に抗議したら『うっとおしい!』と怒鳴られて会社に担当者を変えろと電話されました。」

ボクも同じ目にあわされたことがあった。理由は言葉遣いが悪いというものだった。女医を「奥さん」と読んだら「女医先生」と呼べと言われた。

夫婦のきげんの良い時には結構話し込んだりしたが、自分たちの苦労話と自慢話ばかりであった。その話の中で「僕たちは人生の前半で仕事の対価に見合う報酬を得てないのでこれからは金儲けをしたい。」という発言があった。


先日その病院のあった町に行ったが病院は跡形もなく消えていた。広大な病院の跡地はコンビニと駐車場に変わっていた。コンビニに入って店員さんに病院の事を訊ねたら「潰れましたよ。」と教えてくれた。気の毒な医者夫婦ではある。
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