時刻指定とか、郵便局留めとか、こちらではできない事を言ってくる客には腹が立ちます。
それでも、「すみません。できません。」と謝ることにしています。
お客様は神様です。奥様は魔女です。(by東北新社)

【中古】 つげ義春 初期傑作短編集貸本編(上)(文庫版)(3) 講談社漫画文庫/つげ義春(著者) 【中古】afb
【中古】 つげ義春 初期傑作短編集貸本編(上)(文庫版)(3) 講談社漫画文庫/つげ義春(著者) 【中古】afb

つげさんの全集をなんやかんやと言いながら読んでいます。

気になったことがひとつ。昭和三十年代の作品の中で、長編の作品が打ち切りになっていることです。
ボクは漫画週刊誌の時代の連載打ち切りや、無理やりストーリーを終わらせて今週で最終回と言うのはよく見かけました。その時は、ああ作家さんが未熟だったんだなと考えていました。


しかし、貸本漫画時代の長編で上中下、三巻の予定の作品が上巻だけでおしまいと言うのをみてびっくりしました。最終頁は主人公の無念そうなセリフ。(作者が無念と思っているから主人公も当然そういうセリフになる。)
そして、つげさんのお詫びの文章が載っています。

『編集の都合で、これで打ち切りとなります。残念です。またいつか続編を書きます。』
少なくとも十巻までの間に二作品がこう結ばれていました。


つげさんのまじめな性格が良く出ていると思います。それらの二作品は決してつまらない作品ではありませんでした。利益の出にくい漫画と版元が判断したのでしょうね。当時のつげさんのファンも、さぞかし残念だったことでしょう。お客様は神様です。