広島お好み焼完全マスター本 お好み焼を知る7つの章










いつもの広島焼の店に行くと先客がいた。白のスーツにサングラス。
矢沢永吉に似ているようだがもっと若い。
品のないたとえをすると反社の若い衆みたい。

食べ終えて支払して店を出て行ったが、戻って来た。

「ごめん。大将、持ち帰りの分の金払うの忘れていた。」

ボクが

「兄ちゃん。偉いねえ。黙って行っちまってもわかりゃしねえのに。」

と言うと、

「僕は小学校の時からこの店に来てるけど代金払わずに出て行ったら、もう二度とこれなくなるでしょう。」

と答えた。若い人をちょっと見なおした。

時間よ止まれ [EPレコード 7inch]