世相・事件

「弱いもんどうしのケンカ」平成の銀行ハラスメントのお粗末

もう古希を過ぎましたのでさすがにバカな真似はやりませんが十年ちょっと前、職場の古参(と言っても定年前や定年過ぎてもやめない嘱託社員の寄せ集めのような部門の古株、つまり60過ぎの爺さん)と揉めたことがあった。その部門は文書の精査だけを一日中やるところで、通称老人ホームと呼ばれていた。正式名称は「債権書類集中センター」。

銀行の営業店で使い物にならなくなった定年前のロートルや定年後も居座り続ける無能老人のたまり場のようなところだった。かくいう私も営業店ではもはや不要の烙印を押されたポンコツ行員だった。揉めたというのは今でいうハラスメントである。

役員にはなれなかったが気位だけは高いかつての無能支店長のなれの果てが65歳近くなって尚且つ、職場にしがみついていたのである。そして後からその部門「債権書類集中センター」に入って来る後輩に嫌がらせをするのである。

元銀行支店長という職業くらい世間知らずで傲慢な人間はいない。私と揉めたこの老人もまさにその典型であった。

世間の人は銀行支店長と言うと温厚で客に親切なイメージがあるかもしれない。実は真逆ですぐ切れるし、客を金づる、利用する者くらいにしか考えていない。何しろ部下の手柄は支店長の手柄。部下の落ち度は部下の責任。支店長の落ち度も部下の責任というのが銀行と言うところである。

そういうのが、この職場通称老人ホーム「債権書類集中センター」にいた。そして赴任間もない私に口やかましく嫌がらせをしてきた。私が老人ホームに飛ばされた理由は営業店で頭の悪い支店長をやり込めたということを知らずにこの先輩老人は私にハラスメントをした。私がもし気弱な定年前の行員だったらこの先輩老人の嫌がらせは奏功したと思う。しかし私は昇進も昇給にも興味のない中年のはみだし行員であった。

私がいつもの癖で「うるせえ!ジジイ!お前は黙ってろ!」と言ったものだから、先輩老人は目を白黒させその後ブチ切れた。私の胸倉をつかみ「お前は誰に向かって物を言うとるんや!?」と怒鳴った。

私はわざと余裕を見せながら先輩老人の腕をねじ上げ、後ろにいた課長に断わった。「課長。ご覧の通り、このジジイが先に暴力を振るいましたので私このケンカ買いますけどいいですか。」

すると、課長は何と半泣きで「この部屋ではやめてくれ!俺が処分される!」と叫んだ。

私は「なんだ?どうなってるんだ!この職場は!バカばっかりか⁉」と吠えてから、先輩老人を朽ち木倒しで転がして(怪我のないよう優しくひっくり返してやった)相手も課長も見ずに自分の席に帰った。

翌日、懲戒処分が出るかと思いながら出勤したが何も起こらず、翌日も翌々日も私に対する処分はなかった。課長がわが身の監督責任を問われ処分されることを恐れ、もみ消したらしい。

取っ組み合いした当の相手の先輩老人はハラスメントをぴたりとやめて私のことを君付けで呼ぶようになった。

この騒ぎ、課長はもみ消したはずだったが、「債権書類集中センター」が入っていた 7階建てのビル全部にうわさが広がっていた。数日後、食堂で昼食をとっていた私のテーブルに数人の若い行員がやってきて口々に話しかけて来た。

「聞きましたよ。『債権書類集中』のジジイを投げ飛ばしたそうですね。」「僕らもあのジジイにいつも嫌がらせされていたんでスーッとしました。」「課長も部長もあのジジイの後輩だから見て見ぬふりをするんですよ。」


「君らは関係ないからいい気味だで済むけど、俺のやったことは暴力だからな。もし、傷害事件に発展したりしたら、クビだぜ。深く反省してますよ。二度とこんな事件は起こしません。」とふざけた調子で私は若い行員たちに告げた。

明治生まれの祖父の名前が変?

祖父は没落地主の末裔だったが名前が変だった。閑(かん)と言う。ひまという字だ。いくら明治生まれと言っても地主の家の惣領だ。親も漢字くらいは書けたはずだし、地主の家の跡取り息子なら親の期待も大きかったはずだ。然るに閑である。どういう思いで長男にこの名前を付けたのだろう。不思議でならない。
で、親友の漫画家に尋ねたことがある。
「俺もよくは知らないが漢字の元々の意味が違うんじゃないか?あくせく働くことが美徳ではなかったのではないか。君の爺さんは名主だったから忙しい忙しいと言って労働に追われることはなかったはずだ。働くのではなく働かせ年貢を管理するのが名主の仕事だからな。つまり閑なことが美徳であり理想形だったのじゃあないか。閑=幸福だったんじゃないか?生前にお爺さんに聞いてみるべきだったな。」



超人気の大相撲部屋に土足で上がり込んだズべ公芸能人①




YouTubeで現在、大人気の相撲部屋がある。関取は一人だが幕下から序二段までの若い取的さんたちの日常とちゃんこの食べっぷりなどを配信して大人気である。長く人権無視や暴力事件、いじめ、ハラスメントの温床のように誹謗中傷されてきた角界の弟子たちに光を当てている。十数人の青春群像劇のようであるが実はドキュメンタリーで脚色、やらせのない真実である。

それから、師匠とおかみさんが実にいい。私たち老夫婦の子どもくらいの年齢だが厳しい中にもほのぼのとした愛情を持って弟子たちに接している。関取も若い衆の尊敬を集めていて怖いけれども後輩たちはあこがれているようだ。

若い衆の中で一番関取に近い幕下上位の取的さんがYouTubeの中で、「自分たちのありのままの日常を見て興味を持ってお相撲を目指してくれる人が増えてくれたら嬉しい。」と語っていた。本心だと思う。

そう言うこともあって私達老夫婦は毎日朝起きてから夜中までこの相撲部屋のYouTubeを楽しみに見ている。何回も何回も毎日毎日見るため、力士の本名、四股名、、身長、体重、階級、得意技、出身校、家族、趣味、外見の性格などはそらんじて言えるようになった。YouTubeのタイトルから内容は説明できるし、次にどんなシークエンスになるかも言える。老夫婦が互いにあきれている。まるで孫に熱中している老人である。老い先が短いので許してほしい。


と、ここまで書いてきてつづきを書くべきかどうか迷っている。続きはタイトルのような芸能人の悪口になる。私が憤慨している回のYouTubeは数日前に配信されたため、すでに話題になっているらしい。私同様その回の配信を見て友人たちも「ものすごく不愉快だった。」「あの回だけはもう絶対見ない。」と言っている。

また、タイトルが下品だ。叱られたら書き直すことにする。
内容は続けて書くかどうか迷っています。























































































































































入れ替わった二枚の計算書

昔話で恐縮ですが。

部下が青い顔をしてやってきた。
「A社にB社の割引計算書が届いたとの電話がありました。」
A社は優良先のメーカーで商手の割引レートは2%に優遇されていた。
そこに要注意先の連続赤字企業B社の計算書が誤封入されていたらしい。
B社の割引レートは6%と、最も高いレベルのレートであった。

(逆だったら一騒動あったところだとほっとした。)
A社にしてみれば、
(今時、こんな高いレートで割引している企業もあるのか?気の毒に。わが社は恵まれているなあ。)
その程度の反応に違いないと思ったが。


が、愕然とした。A社の2%の割引計算書はB社の封筒に誤封入のまま発送されたのではないか?
まずそうに違いない。
で、2%の割引計算書を見たB社の社長はどんなふうに感じるだろう。
零細な赤字企業だとしても社長はまじめに事業を営んでいる。
有名会社で優良企業と評判のA社並みとはいかなくてもせめて3%か4%なら我慢できるが他者の三倍もの金利を徴収されていると知ったらB社の社長は間違いなく怒るであろう。
場合によっては取引解消にもなりかねない。

私はすぐに営業課長にB社に行き謝罪してくるように命じた。
私もできる限り早く約束のある来客との面談を済ませてからB社に向かうと告げた。


来客は単なる表敬訪問だったのでそこそこに済ませて私はB社に車を向けた。
B社の小さな事務所兼工場が得て来た時、営業課長の姿が見えた。
彼も私に気づいてにこにこ笑いながら近づいて来た。

「大丈夫でした。事なきを得ました。」
彼は右手に封緘の破られた封筒を持っていた。

「社長はいたのか?」
「いいえ。留守です。事務所も鍵がかかっています。」
「じゃあ、君。その封筒はどうしたんだ?」
「郵便受け見たら当行からの封書でしたからちょっと失敬して開封したら案の定A社宛の計算書だったので回収してきました。」
「えっ⁉そんな事をしたら郵便物の窃盗と開封で罪になるだろう‼」
「いや、ばれなきゃいいんですよ。それとも、支店長はB社と揉めたいんですか?こうすることがB社の社長にも迷惑をかけない事になるんですよ。」

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結局、私は営業課長の行為を黙認したがその後二度と管理職につかず退職した。



墓荒らし事件(下)~我が家の墓所に起きた恐怖の事件




墓石の損壊や墓所への悪戯は刑法犯である。
墓荒らしにあったことを〇亀警察署交番に届けたが警察官は聞かぬふりをした。ところがボクが自力で犯人を突き止め墓所を原状回復工事させると、くだんの警官は根掘り葉掘り必死になって聞いて来た。

どういう仕組みになっているのか?不思議なので元警視庁捜査二課から田舎の警察署副所長で定年退職し今は上場企業に天下っている性格の悪い男に聞いてみた。彼が言うにはおそらくその警官は事件の届時点ではつまらないと自己判断し事件として取り上げずもみ消した。しかるに解決したとボクが電話したので事件を掘り返し解決報告を作り直したというのである。

警察はどこでも腐敗警官が多いらしいが特にこの〇亀警察署と言うのは不祥事件が多い。迷宮入りの殺人事件等数件あるし、警官の恐喝暴行事件、警官の詐欺事件、など多発している。何度かテレビのワイドショーでもつるし上げを食らっている。

警官の不祥事はともかく、我が家の墓荒らし事件は村役場の墓地担当者からの電話で謎が解ける。
シルバー人材センターの会員が墓掃除に来ていた時、一人の老人がうちの墓の辺りで佇んでいたというのである。シルバーの人が見ていたらしいから聞いてみるとよいと役人は言った。

シルバー人材センターへ電話するとセンター長と言う老人が電話に出たが、ボクが用件を話し出すと逆上して何も見ていない、何も知らん、うちは関係ないと喚きだす。これは犯人も犯行現場も見ている証である。かかわりになるのを恐れているようだった。

ボクはもう一度役人に電話をした。すると役人は意外なことを話し出した。
「昔、私のうちは徳田さんの長屋の東隣でした。私が子供の頃、徳田さんは中学生だったのを覚えています。それで墓荒らしの犯人なんですけどシルバーの人が見たというのも昔あの長屋に住んでいた人らしいです。でも私が犯行現場を見たわけではないので犯人と思われる人の名は言えないのです。」

何という役人根性、何という事なかれ主義、警察と言い、シルバーセンターと言い、村役場の役人と言いこの村の奴はとんでもないやつばかりだとボクは怒りを抑えながら、犯人の名を村役人から探った。

「私んちの長屋の東隣は矢沢さんでしたよね。すると西隣は河田さんですね。彼は今どこにすんでいるのかなあ。」
「私もよく知らないのですが愛媛県の松山市にいるようですね。」

それだけ聞けば十分であった。わたしはネットで松山市の電話帳を閲覧し河田姓を調べた。5軒だけだった。
私は順番に電話した。3件目で昔、〇亀に住んでいた河田と言う男が電話に出た。

この時点で私はこの老人が犯人と確信していた。村役場もシルバーセンターも最初から昔、我が家が住んでいた長屋の西隣の河田某が徳田家の墓荒らしの犯人と知っていてしらを切っていたのだ。


それで私も賭けに出た。決め打ちした。

「河田さん。お久しぶりです。昔、〇亀の七軒長屋の隣に住んでいた徳田の息子です。」

「ああ、ご無沙汰しています。聖子ちゃんの弟さんかいな?ところでどうしたん?」

「こないだうちの墓に造花を備えてくれて墓の前をセメントで固めてきれいにしてくれていたでしょう。ありがとうございます。だけど、役場と警察から連絡があってあの墓所は村営墓地なんで勝手に手を加えると墓地の損壊と言う刑法違反になるらしいです。それに余ったセメントを他所の墓地の前の空き地に放置していたので徳田の仕業やろうと他から怒鳴り込まれて往生しとるんですわ。」

「いやあ。それはすまんかった。わしは草が生えてたから、よかれと思ってコンクリで固めたんやが、申し訳ない。明日中に元通りにしておくけん。」


それで事件は一気に解決した。河田と言う老人は当時高校生で、母子家庭。ボクの父が野球や水泳に連れて行ってよく懐いていた。テレビがなくて金曜日にはプロレス見せてとよくやって来た。ボクより三歳くらい上だがボクとはそれほど親しくなかった。姉とは同級生で小さい頃はよく遊んでいた。姉は聖子でボクは徳太と言うのが名前なので、二人合わせて聖徳太子と最初に言い出したのはこの河田の息子であった。


聞けば河田は昔世話になった徳田の親父さんの墓に雑草が生えていたのでセメントで固めて造花を生けたのだった。好意からやったことだとしても本人に伝えずやればそれは墓荒らしと言う犯罪になり罰金や懲役刑を受けることになる。

今は松山に住んでいるが高速道路に乗って月に一回は河田家の墓掃除に帰ってくるという。その時徳田家の墓を見かけて今回の行為に及んだというものである。大きなお世話だし他人の気持ちを考えない愚かな行為だ。


すったもんだあったがその後、ボクも年なので徳田家の墓は墓じまいをして墓地は村役場に返還した。
父母祖父母のお骨は閉眼開眼供養をしてもらってボクの住む町で永代供養してもらっている。



神戸の六歳児殺害事件及び五十七歳の母親暴行虐待監禁事件の続報が示す恐怖

子どもの命を救え 家庭・学校教育に求めるもの [ 石光 ]
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神戸の六歳児殺害事件及び五十七歳の母親暴行虐待監禁事件の続報が次々と明らかになってゆく。初めは罪のない幼児や年配者を虐待して暴行する愚かな三十代の兄弟姉妹と腹立たしく、被害者が痛ましくてかわいそうでまともにニュースは聞いていられなかった。テレビやラジオの音量を極端に小さく絞ってかろうじてわかるくらいの音で聞いていた。

しかし、いろいろと続報やネットニュース、ワイドショーを見聞きするにつれ、親子の関係、しつけや教育、世間や社会とのかかわりの大切さを実感するようになってきた。

被害者加害者家族の母親の若い時からの生活態度、子どもに対する言動、社会との関係があからさまになるにつけ、つくづく子供にとって親は大事な存在だということを思い知らされた。

五十七歳で車いすで自宅から逃げ出した母親、体や顔に傷を負ったこの人の若い時からの無節操で不道徳的な生き方、こどもに日常的に与え続けてきた恐怖感と暴力行為、無責任な世間の噂だと見過ごすことはできない。因果は巡る。自分が子供にしてきたことは必ず子供が成長すれば自分に帰って来る。子供を虐待していたら、老いては子供から虐待を受ける。

ニュースの続報を聞くにつけとても他人事ではないと思った。僕らも同じ目にあってきたからだ。
それにしてもかわいそうなのは母親からも肉親からも虐待を受け尊い命を失った幼な子だ。言葉で表せないくらい悲しい。


神戸の事件他人事ではない怖い

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神戸で痛ましい事件が起きた。祖母がわが子四人に監禁暴行受け、その孫の男の子は母親に殺害された。
誠に痛ましく悲しく心が疲れる。
男の子のご冥福をお祈り申し上げます。
そのお祖母さんの回復をお祈りします。

この事件を聞いた時、決して他人事ではないという気がした。
義母や義妹の家族にそっくりだ。ボクは彼らと絶縁したと逃げることはできない。

自分の欲得のために他人を犠牲にしてはいけない。
弱者を虐待してはいけない。
世間様に迷惑をかけてはいけない。

そんな幼稚園児でさえ理解できるようなことが分からない人がいるのだ。
しつけや教育を受けなかったら人間はそうなる者がいる。


義母は90歳
義妹は57歳
その三人の娘が30歳代
その子らが13人くらいいるが6歳前後
子供以外は全員何回か警察の厄介になっている。

年代的には事件の加害者、被害者家庭の人々と一致する。


かつて義母の家が狂ってしまう前にボクらが行ったアドバイスや努力は彼女らには一切受け入れられなかった。意味すら分かっていなかった。



悪事を行う兆候が見えたら、ボクは全力で阻止する。
















銀行の卑怯者の話・拳銃のようなものを持った男が金を出せと言って飛び込んで来た時の支店長の態度

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銀行強盗だというので店内はパニックになった。
支店長は真っ先に営業室内の金庫室内に逃げた。
女性行員と交際していることを周りに秘密にしていた男性行員は
彼女の手を引いて金庫室に逃げた。
残りの者はすべて営業室内に取り残された。


支店長は金庫室内から手だけを出して「早く帰ってもらえ!」と叫んだ。
次長が犯人に「なんぼほしいんじゃ?」と尋ねたら「27万円。」と随分中途半端な変な金額を言った。
皆、犯人の顔を見た。口をぽかんと開いて視線は宙を泳いでいる。
薬物中毒か?酔っぱらいか?


皆がいぶかしく思い始めたところへ誰かが通報したのか、警官が飛び込んで来た。
犯人はあっけなく逮捕された。けが人はなし。
犯人の挙動が不審で隙だらけの態度、拳銃が玩具のように見えたこと、
口を開けたまま動きや会話の反応が鈍い等を通報を受けた警察側で
電話の受話器から聞き取り判断した結果、突入逮捕という方針が奏功したのだった。


果たして拳銃はモデルガンで、犯人は銀行支店の近隣の知的障碍者施設に
入居していた18歳の園生であった。

わが身可愛さで部下を守らず真っ先に金庫室に逃げて
部下の次長に犯人との交渉を押し付けて
「早く帰ってもらえ!」と叫んだ支店長は事件後、
ただ一人転勤になった。本部総務部郵便室と言う部下のいないポジションに左遷させられた。


本部に自分が銀行強盗を逮捕したかのように虚偽報告をしていたのが
部下や顧客の口から本部役員ゃ頭取にまで伝わり
全く信用を無くしてしまったのである。




市川猿之助さんが回復されますように 2023年5月19日

市川猿之助(C)モデルプレス

【モデルプレス=2023/05/19】18日に緊急搬送された歌舞伎役者・俳優の市川猿之助が所属する事務所「ケイファクトリー」が19日、新たなコメントを発表した。

☆         ☆        ☆

上記のような記事がヤフーニュースからながれてきたので飛びついて開いたが

「報道されていること以上の内容は弊社も知りません。」だって。なんだこれは?

最近、こういうのが多い。

☆         ☆        ☆

それにしても、物騒な事件でないことを祈るだけ。

歌舞伎顔芸四天王(中車、愛之助、猿之助、松也)のスキャンダルはもううんざり。

墓荒らし 事件【上】

 <見えない犯人と闘う>

八つ墓村





数年前に実際にボクの身に起こった奇妙な事件について書き記す。

父の葬儀後一か月経過した頃、月命日に墓参した。
花を新しいのに取り替えようと思い県外の自宅から田舎の父の墓を訪れた。

ボクの目に変わり果てた父の墓の光景が飛び込んできた。
誰がしたのか?花指しに無造作に汚い造花が左右一対、差し込まれていた。墓の前にはいかにも雑な感じでセメントが流しこまれ、通路を覆っていた。あろうことか、余ったセメントを隣の家の墓の敷地に捨ててあった。

誰がこんなことをやったのだ⁉ボクは驚いた。がすぐに怒りがこみ上げてきた。そしてこんなことをした犯人の意図に恐怖した。お人好しだった父が他人の恨みを買うようなことはあるはずがない。なんとも言いようのない悲しみに襲われた。


しかし、呆然としている暇はなかった。すぐにでも犯人を見つけ出さねばならない。絶対に責任を取らせなければならない。ボクには驚いたり怒ったり悲しんだり恐怖している暇はなかった。

ただちに証拠と目撃者を探そうとした。現場には証拠らしいものは何も残されていなかった。目撃者と言ってもそうは簡単には見つけられるものではない。

ひとつの方法として、立て看板を立てて〇年〇月から〇年×月までの間に墓荒らしを目撃した人はご連絡くださいというふうに表示することを思い付いた。あるいは直接犯人に対し、こういうことをされて迷惑していますから名乗り出てくださいと書くかだ。

しかし、犯人が相当な恨みがあってやったことなら、立て看板なぞ何の効果もないだろう。へし折られて終わるだけだ。立て看板のプランは挫折した。



なんとか犯人の手がかりを得ようと、ボクは各所に連絡をした。

まず、〇亀警察署ド田舎交番。墓荒らしはれっきとした犯罪だから警察に通報するのは当然だ。ボクの家以外の墓も被害に遭う可能性だってある。
しかし、日本で一番レベルの低い県警の、さらに県内で一番無能と言われている〇亀警察署は何の反応もしなかった。ボクが電話しても事件に対しての質問すらせず、

「ああ、そう。ハイハイ。一応聞いておくからな。」

と答えた。ボクはこの時の警官のこえと名前は今でも覚えている。恨んでいる。


この警察署はここ数年、身内から犯罪者を出してはもみ消している。恐喝、痴漢、交通犯罪者、それらの事件をことごとく隠ぺいした結果、テレビ局や新聞社に通報され、叩かれている。

いっそのこと解散して隣の県警に吸収合併してもらえばと思う。およそ、正義と言う言葉が似つかわしくない無知無能の税金泥棒集団である。


村役場にも連絡した。この墓地は村営の共同墓地である。だから、村の公営物が破壊されたわけである。すぐに村役場の総務課長が飛んできた。墓の周りをぐるぐる回って、うちの家の他にも被害はないか点検した。さすがにやることだけはやってくれる。この点、捜査もしない現場にも来ないバカ県警〇亀警察署よりは随分ましだ。しかし、総務課長の奥歯にものの引っかかったような言葉は気になった。

ボクが公物損壊で行政から捜査や告発はしてもらえないですか?と言ったらすぐさま断わられた。なぜ⁉と聞くと、もめごとは困る、、と言って迷惑そうな顔をした。



最後に、ひと月前の父の葬儀に来てくれた人や手伝ってくれた人に順番に連絡した。葬儀屋、墓石屋、僧侶、親戚、寄り合い(町内会)何人かは現場に飛んできて、酷いことをする、罰当たりが‼誰の仕業か見つけたらただでは置かんぞ等と憤って見せてくれた。



三日ほどボクは父の家に滞在しててがかりをつかもうとした。しかし、進展なく時間は過ぎて行った。姿の見えない犯人。だれが何のためにやったのだ。恨みか?嫌がらせか?ボクは不安にかられ、ひどく陰鬱な気持ちのまま三日間を過ごした。

あきらめて父の家を辞し、いったん県外の自宅に戻った。

帰宅した翌日、一本の電話から事態は急展開する。
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