世相・事件

紙おむつで司法試験に合格したシニアの話

司法試験トップ合格者らが伝えておきたい勉強法と体験記

新日本法規出版







先輩が紙おむつをして司法試験を受けたと聞いてびっくりした。
ボクは70才だし、先輩は72だから不思議はないのだが。

よく聞いてみると紙おむつではなく紙パンツをして試験に臨んだのだと言う。納得した。
寝たきりでもないのに紙おむつとは?不思議だったが謎が解けた。
試験は合格したそうだ。

高齢化社会と言われて久しいが、老人だから、トイレが近いから何もせず家にいてテレビばかり見ていては老いが早々とやって来る。
かえって若いもんに迷惑をかけることになる。


自分の工夫で老人としての自分の弱点をカバーして社会貢献する方法は探せばきっと見つかるのではないか?先輩の話を聞いてそう思った。

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銀行の話 〈企業倒産の現場〉




ボクがまだ銀行員だった時のことだ。ある倒産事件を思い出して胸が痛くなることがある。

通常、銀行員が倒産の現場に出向いたところで得るものは何もない。苛立った債権者の群れに混じっても、ろくな目にあわない。銀行員は場馴れしていないため、黙っていても必ず周りに正体が知られてしまう。

そして、素人債権者や下請け、従業員たちに囲まれて社長の個人預金はわしらの未払い代金として現金で持って来いと怒鳴られたりすることがある。

たとえ銀行に倒産企業の口座が残っていて、何十万円かの預金があったとしても、何千倍かの回収できない貸出金があるとすれば、銀行こそが不幸な最大の債権者だと言う考え方は否定されなくても良いはずだ。

正式の債権者集会でさえ、銀行だけが一番や二番の上位に抵当権を付けて、借り手が倒産するとすぐ差し押さえ競売を申し立て、涼しい顔して貸金回収をする。そんなふうに思われている。

事実、ボクも銀行員時代は罵声を浴びせられたこともある。しかし、これは見当違いの八つ当りもいいところだ。一般債権者が妬むほどのガチガチの保全主義は、そうでもしなければ、他には何ら強力な貸出金の回収手段やノウハウを持たない銀行にとっては無理からぬことなのである。

では、何ら「担保」「保証」を持たない「信用貸出」の先が倒産したら、銀行はどうやって債権回収をするのだろうか。

「バルク・セル」と言って債権買い取り会社に債権残高に比して、ほとんど二束三文に近い値段で「叩き売り」するのである。

だから、臆病な銀行にとって、信用貸付はレア・ケースである。経営者の人柄や企業の将来を信じて担保も保証人も付けずに貸し出すことはほとんどあり得ない。

しかし、ボクはかつて、例外的に一部上場家電会社の部品製造下請け会社に対して1億円の短期融資案件を実行したことがある。ところが、1億円の融資時点ではN社の資金繰りは破綻していたのだ。

1回目の不渡りを知ったボクは、N社を訪問した。すると既に事務所は債権者で溢れ返っていた。反社会的勢力とおぼしき連中に両側を固められたN社の社長が、社屋から玄関前に停車された黒い大型車に乗せられようとしていた。

社長と目が合ったので、思わず「社長! ギブアップするの?」とボクが問いかけると、反社の若い衆が「こら! 何じゃ、われ! 帰れ!」と恫喝してきた。そしてそのまま社長を乗せた反社の車は走り去った。

未回収確定の1億円の貸出金、自分に対する懲罰処分、そんな些末な不安より、N社の社長に裏切られたと言う感情がボクを責め苛んだ。

社長が連れ去られた後、N社の駐車場に集まった債権者に向かって呼び掛ける怪しげな事件屋の声がいつまでも響いていた。

「債権買うよ~。手持ちの請求書だけでもいいよ。債権額の5%から10分の1で!」

倒産の現場には、債権者と債務者、そして怒りと悲しみしかない。

純烈に対する嫌がらせや迷惑行為はやめろ

裕二郎さんにストーカーとんでもないプロポーズ


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こちらの方は、裕二郎さんのツィッターか、ラジオの番組か、忘れたが本人談話として出たものなのだが、前回同様、ストーカー行為の可能性がある。ので、ファンの側に対して節度ある行動を取ってもらいたく一言記させていただく。

ある時、老婦人が訪ねてきた。楽屋か事務所か自宅かは不明。

そのおばあさんの超若いころの、超イケてる写真を見せられて、結婚してくれと言われた。」( 一字一句同じではないが、裕二郎さんはこういう風に語っていたと思う。)

 

これは、性別が逆の立場なら警察に連れていかれると思う。

高齢男性が43歳の女性のところへやってきて「そのおじいさんの超若いころの、超イケてる写真を見せられて、結婚してくれと言われた」ら、どうだろうか?アウトだ!警察は事件と判断するに違いない。

 

この老婦人については、裕二郎さんが大人の対応で笑い話で乗り切っているから、救われる。しかし、やられたほうが恐怖を感じれば警察沙汰になってしかるべきだ。

 

これが高齢によるせん妄や認知症状であるなら、早く病院へ連れて行きなさいという話だ。

純烈の原点が「夢は紅白、親孝行」である以上、ファン層に高齢者の比重がとても高く、こういう事件は必然なのか?残念な気がする。

 

愛でしばりたい

 

という記事を2020年の2月に書いているが先日の千葉の65歳の婆さんの
酒井一圭さん脅迫事件は返す返すも残念でならない。

あの婆さんはリーダーと和解して純烈の後援会も正式に退会して以後は
一切関わりませんというふうな詫びを入れてどうにか事件は解決したと聞いているが、65歳といえば、昔なら棺桶に片足突っ込んでいても不思議ないし、また若い者の手本となるべき年代である。亭主もいて分別盛りのはずの人が何を血迷ったのかと腹立たしい。

まあ、リーダーが許しているなら、ボクがつべこべ言う必要ないが。
相手が芸能人だからと言って何をしても良いわけではない。脅迫や誹謗中傷は論外だ。
高齢のファンが多くてまともな人ばかりかと思っていたがボクが知っているだけでもこの手の嫌がらせや迷惑行為は十指に余る。

年寄りだからと言って甘えは許されない!嫌がらせや迷惑行為はやめろ

純烈リーダー酒井一圭さんの事件<見えない脅迫者と闘う恐怖>


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船橋の65歳の婆さんが9月16日までに脅迫の容疑で警視庁に逮捕された。
捕まってみれば、さえない婆さんが亭主もいるのに色ボケして酒井さん憎しの一念で脅迫を繰り返していたと言うお粗末。
あとから事件の内容と犯人の顔を見れば怖くもなんともない。

けれど、酒井さんにしてみれば最初はいきなり暗い夜道で後ろからナイフで刺されたみたいなもんである。相手の正体が分からないだけにものすごい恐怖だったと思う。家族もいるだけに不安と恐怖の時間はずいぶんと長かったに違いない。現にご家族は引っ越ししたと言うから被害は精神的なものだけではない。
 
この犯人、どうやって責任を取るのか知らないけれど孫がいてもおかしくないような婆さんが自分の息子のような酒井君を強迫して全く愚かな行為をしたものだ。






組閣


与党の新総裁が組閣の人事を始めていると言う。
年寄りが年寄りの悪口を言うのもなんだが、一度、疑惑を持たれた人、不祥事件に関与した人、悪い噂のある人は閣僚にしないでもらいたい。
そもそもそういう人を国会議員にしないでいただきたいのだが、地元支持者の気持としては見捨てることはできないのだろう。
わいろを有権者にばら撒いて有罪判決を受けた愚かな元代議士夫婦がいたけど、あれよりもっともっと悪いのが他にもいるような気がしてならない。

妹の破綻

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ちょっとこの子は頭が悪いのかなと小さい時から義妹については、たびたび思うことがあった。

妹が妊娠して中卒の未成年の板前と結婚することになり、結婚式だが生き別れになっていたと言う新郎の母親一人だけ探し出して挙式の後、親族の挨拶と言うのをやったが、その時点で板前の母は酔っぱらってろれつが回らない。変な結婚式だなあと親せき中が思った事だろう。

泥酔母の横に年配の男性がいたから、

 「新郎くんのお父さんですか?」

と尋ねたら、

「私は頼まれて来ただけです。」

と言う。
よくよく聞いてみると、場末のスナックのママ(というより婆と言う方が合っているが。)をしている泥酔母、夫つまり板前の父なんか、とっくに離婚していて生死も知らない。よって、スナックの常連のオッサンに頼んで結婚式に嘘でいいから父親のふりして出席したらただ酒飲ませてやるからと言って呼ばれたという。
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それから、披露宴で新婦が両親に送る感謝の言葉と言うやつ。何日も前から準備しとけと言ったのに当日になって何も書いていないと言うバカさ加減。
小中学校もまともに行っていない、九々も出来ない。漢字も知らない。そういうやつに感謝の言葉の作文なんかかけるわけがない。

あろうことか、挙式の前にボクに書いてくれと親せきの人が頼みに来る。なんで俺?関係ないのに。
仕方ないから、子供の時のエピソードを2、3訊ねて、どうにか、それらしいのを書き終えて親せきの人に渡した。
本当は書かない方がよかったと後悔しながら。

披露宴の時に司会の女性がそれを読み上げた。気分が乗るような音楽とともに。

ふと、新婦の両親を見ると二人とも涙ぐんでいる。
帰りに父親の方が、

 「出来の悪い娘だったが本当は、両親の事をあんなにも思ってくれたいたんだなあ。」

と言ってまた泣く。
 (そんなわけないだろ。あれ、俺の作文だし。あんたたち両親は育児放棄、躾放棄の馬鹿親だ。
  考えてみろ。あんたたちみたいなバカの子が教育されてないのにお父さんお母さん、これまで
  育ててくれてありがとうなどと、普通の子みたいなセリフが言えるもんか。)

この娘にしてこの親あり。馬鹿親の子は馬鹿。鳶は決して鷹を生まない。


新郎の方も似たようなもんで母親は泥酔。騒いでいる唯のアル中婆さん。
披露宴でカラオケが始まった時だけ、条件反射の如く意識が戻ったのか来賓そっちのけで、

「歌わせろ!」と絶叫している。

新郎はさぞかし恥かしい事だろうとみると、未成年じゃないのかビールや酒やら、友人に勧められぐいぐいいってる。
その友人と言うのがどこの暴走族かと思うような輩。成人式で徒党を組んで暴れるヤンキーたち、まさにあの風情だ。
友人代表であいさつしたバカの祝辞も泣ける。

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「ぼ、ぼくは傷害事件で少年院に10か月行っていましたが、帰って来た時にはこんなきれいな人と結婚すると言うのを知って、ち、畜生うまいことやりやがったなあと、切歯扼腕しました。」

(暴走族とか、ヤンキーは漢字の変換が好きだと聞いていたが、ヤンキーの友人代表として世間の人に舐められないように精一杯頑張って漢和辞典かなんか引いたのだと思うと哀れだ。それにしても、披露宴に似つかわしくない切歯扼腕。せっしやくわん。あんたは何を身悶えして悲しんでいるのか?)



こんなひどい育ちの悪い男と結婚してうまくやっていけるのかと心配していたら、妹の住宅ローン不払い、旦那の不倫、前科、妹の闇金問題なんかあって案の定、早々に離婚した。

離婚したこの夫婦、子供は3人作っていた。


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離婚当時、妹名義の住宅ローンは延滞し、生活苦で闇金に手を出した妹は親兄弟親戚中の人々の住所、連絡先、勤務先を闇金に告げていた。
知能が低いので問われるままにすべて語ったと言う。

そのせいで闇金はしょっちゅうボクの勤務先に電話してきた。
ボクはある手を思いついて闇金に一泡ふかしてやろうと思った。
それは功を奏したのと、後に東京地検がこの闇金グループを逮捕してスイス銀行に預金してあった被害者の金を確保した。

それで事件は収まった。


けど、義妹の馬鹿はこんなもんでは収まらない。次々事件を引き起こし、周りを振り回していく。
親せき中に迷惑かけて、本人も親も知らん顔している。
何が原因でそうなったのか?どうしたら防げたのか?周りはどうすべか?

本当の事は記録して二度と起こさないようにしたい。義妹の子や孫にも真実を伝えたい。
一度の人生を破綻させてはいけない。

ヒューストンの惨劇ルーテーズVSキムイルNWA世界戦〈王者にセメントマッチを仕掛けた大木を唆した犯人は誰だ⁉〉

史論‐力道山道場三羽烏 (G SPIRITS BOOK)


のちにヒューストンの惨劇と呼ばれるルーテーズVSキムイル大木金太郎のNWA世界ヘビー級選手権試合について詳細が述べられている書籍を見つけた。
「史論 力道山道場三羽烏」著者小泉悦次先生著 2020年6月初版発行 辰巳出版である。
先生は1960年生まれでボクよりは若い。
こう言うと大変失礼な言い方になるが先生より年長のボクは力道山の数々の試合をリアルで見ている。

しかし、この本は大量の資料と写真をもとに日本を代表するプロレスラーの試合と生き様を時系列で紹介しその縦糸に、戦後日本、アメリカ、韓国の歴史を横糸に織りなした壮大なプロレス史観論となっている。
小泉さんは東京生まれでサラリーマンをしながら膨大な資料を収集し、それに基づいて本作を誕生させた。ボクとしてはまさにこういう本が読みたかった。そういう一冊である。

ボクはただボーっとしてプロレスファンを続けて来ただけ。小泉さんはボクより年下であるが手間暇かけ地
道な努力で資料を集め研究者としてこの本を世に出した。頭の下がる思いだ。



さて、世に言う「ヒューストンの惨劇」ルーテーズVSキムイル大木金太郎NWA世界ヘビー級選手権についてである。1964年昭和39年10月19日テキサス州ヒューストン、フォートワースでの事件。
試合開始後18分40秒でレフェリーストップとなっている。キムイル大木金太郎の七発のヘッドバットにブック破りを感じたテーズが激怒してキムイルにパンチを浴びせ顔面を24針も縫う大けがをさせている。

試合経過とその後日談については著者の本に詳細が描かれているから略すとしてボクが気になるのはキムイルにブック破りをそそのかした人物についてである。

犯人は事件試合当日会場にいたのだろうか?
長くグレート東郷黒幕説が言われてきたがそれが事実でないことは現在ならプロレスファンなら小学生でも理解できることだ。
東郷はアメリカ国内でNWAやテーズと友好的なビジネス展開を熱望するプロモーターである。キムイルがベルトを巻いたところで何のメリットもない。
セコンドのデュークケムオカに至っては「押さえろ押さえろ」といってキムイルの暴走を止めている。





犯人は当日、日本にいた。このキムイルの、試合に見せかけたテーズ襲撃事件を画策したのは日本にいる複数の人物であった。なかには日本人も韓国人もいた。またキムイルの「力道山襲名」構想や裏社会、反社会勢力、右翼、政治家などの思惑が複雑に絡み合っている。

だからこそガチンコを仕掛けられたテーズにしてみれば新人のキムイルの信じられない行動と目に映った。そして自ら返り討ちにして担架に乗せられた血まみれのキムイルにこう尋ねた。
「ボーイ。大丈夫か?誰にそそのかされた?」




この事件の真相、ブック破りの犯人については「史論 力道山道場三羽烏」の中で著者小泉悦次先生がエビデンスに基づいて語っている。

キムイルは生涯犯人の名前を明かさなかったし、テーズは「誰にそそのかされた?」と尋ねたものの、王者のプライドから試合後には犯人を知ろうともしなかった。だから永年、真相は藪の中であったが著者の小泉悦次さんは精度の高い資料により綿密な検証を重ね遂に答えを見つけた。




大漫画家からの返信メール



週刊誌の編集をやったことがないので詳しいことは分かりません。ですから、以下は私の想像です。漫画家から聞いた話と、知り合いから聞いた週刊誌の事情を元に、類推したものです。正しいかどうかは判りません。

週刊誌の連載は大変で、どの漫画家もギリギリの状態でこなしています。アシも大変で、スケジュールはガチガチ。合併号が出せたからといって、一週間たっぷり休めるということにはならないのです。ましてや合併号の出る時は前倒しで原稿を上げなければならず(お盆進行、年末進行)、その負担は普段以上で披露困憊です。応援にアシを雇う漫画家は少なくありません。そこで制作のペースを崩すこともあります。漫画家からすると「合併号は迷惑なだけ」なのです。

合併号の次の号の話がつまらなくなるというのは、待たされた分その漫画への期待が大きくて、再開された話がつまらなく思えてしまった…ということではないかと。心理的要因が大きかったのでは。そんな気がします。読者にとって二週間待つのは辛いですもんね。
絵のクオリティが落ちたのはたまたまで、筆の達者なアシが抜けていたとか、そういう理由があったのかも。

鉄人の話は、おそらく御大の推理通りだと。アシの方が描くというのは考えられませんから。

で、この影丸バッジ、私も持っていました。サンデーに申し込んで手に入れました。懐かしいなぁ。実家に残っているかも。

純烈・友井雄亮ふたたび






東京七月明治座講演に友井雄亮くんを呼びたいとリーダー酒井君が言っていた。
そういうことなら大賛成だ。

友井君の過去の事件はもうファンは誰も問わない。
ただ、彼の才能を惜しむ。第一回目の紅白までの一番輝いていた頃の純烈をもう一度見たい。
それだけだ。

なかには友井君がテレビで活躍しているのを見たくない人もいるだろう。
だけど逆に、彼のステージをもう一度見たい人もたくさんいる。

ボクも見たい。できることなら、劇場やライブハウスだけでもカムバックして欲しい。
ファンのそういう願いがあることも事務所やレコード会社、文春、テレビ局などは知って欲しい。

何でもかんでも一方的に攻撃して追求して追放するようなことが日本であってはいけない。
そういうのは民度の低い後進国か、専制国家か、共産主義国家だけでたくさんだ。







墓荒らし 事件【上】 <見えない犯人と闘う>

八つ墓村





数年前に実際にボクの身に起こった奇妙な事件について書き記す。

父の葬儀後一か月経過した頃、月命日に墓参した。
花を新しいのに取り替えようと思い県外の自宅から田舎の父の墓を訪れた。

ボクの目に変わり果てた父の墓の光景が飛び込んできた。
誰がしたのか?花指しに無造作に汚い造花が左右一対、差し込まれていた。墓の前にはいかにも雑な感じでセメントが流しこまれ、通路を覆っていた。あろうことか、余ったセメントを隣の家の墓の敷地に捨ててあった。

誰がこんなことをやったのだ⁉ボクは驚いた。がすぐに怒りがこみ上げてきた。そしてこんなことをした犯人の意図に恐怖した。お人好しだった父が他人の恨みを買うようなことはあるはずがない。なんとも言いようのない悲しみに襲われた。


しかし、呆然としている暇はなかった。すぐにでも犯人を見つけ出さねばならない。絶対に責任を取らせなければならない。ボクには驚いたり怒ったり悲しんだり恐怖している暇はなかった。

ただちに証拠と目撃者を探そうとした。現場には証拠らしいものは何も残されていなかった。目撃者と言ってもそうは簡単には見つけられるものではない。

ひとつの方法として、立て看板を立てて〇年〇月から〇年×月までの間に墓荒らしを目撃した人はご連絡くださいというふうに表示することを思い付いた。あるいは直接犯人に対し、こういうことをされて迷惑していますから名乗り出てくださいと書くかだ。

しかし、犯人が相当な恨みがあってやったことなら、立て看板なぞ何の効果もないだろう。へし折られて終わるだけだ。立て看板のプランは挫折した。



なんとか犯人の手がかりを得ようと、ボクは各所に連絡をした。

まず、〇亀警察署ド田舎交番。墓荒らしはれっきとした犯罪だから警察に通報するのは当然だ。ボクの家以外の墓も被害に遭う可能性だってある。
しかし、日本で一番レベルの低い県警の、さらに県内で一番無能と言われている〇亀警察署は何の反応もしなかった。ボクが電話しても事件に対しての質問すらせず、

「ああ、そう。ハイハイ。一応聞いておくからな。」

と答えた。ボクはこの時の警官のこえと名前は今でも覚えている。恨んでいる。


この警察署はここ数年、身内から犯罪者を出してはもみ消している。恐喝、痴漢、交通犯罪者、それらの事件をことごとく隠ぺいした結果、テレビ局や新聞社に通報され、叩かれている。

いっそのこと解散して隣の県警に吸収合併してもらえばと思う。およそ、正義と言う言葉が似つかわしくない無知無能の税金泥棒集団である。


村役場にも連絡した。この墓地は村営の共同墓地である。だから、村の公営物が破壊されたわけである。すぐに村役場の総務課長が飛んできた。墓の周りをぐるぐる回って、うちの家の他にも被害はないか点検した。さすがにやることだけはやってくれる。この点、捜査もしない現場にも来ないバカ県警〇亀警察署よりは随分ましだ。しかし、総務課長の奥歯にものの引っかかったような言葉は気になった。

ボクが公物損壊で行政から捜査や告発はしてもらえないですか?と言ったらすぐさま断わられた。なぜ⁉と聞くと、もめごとは困る、、と言って迷惑そうな顔をした。



最後に、ひと月前の父の葬儀に来てくれた人や手伝ってくれた人に順番に連絡した。葬儀屋、墓石屋、僧侶、親戚、寄り合い(町内会)何人かは現場に飛んできて、酷いことをする、罰当たりが‼誰の仕業か見つけたらただでは置かんぞ等と憤って見せてくれた。



三日ほどボクは父の家に滞在しててがかりをつかもうとした。しかし、進展なく時間は過ぎて行った。姿の見えない犯人。だれが何のためにやったのだ。恨みか?嫌がらせか?ボクは不安にかられ、ひどく陰鬱な気持ちのまま三日間を過ごした。

あきらめて父の家を辞し、いったん県外の自宅に戻った。

帰宅した翌日、一本の電話から事態は急展開する。