ボクの質問

高知県民がインフラ整備の陳情に行った時、吉田茂は何て言ったんでしたっけ?

ボクの友人の高知の漫画家の答え

自分は日本国の総理大臣。国の政の舵を取らなければならない。そういう立場の人間はいくら自分の地元とはいえ、そういう一地方のことになどかまけているわけにはいかないのだ。

国会議員のそれぞれが『まず私の地元を…』と言い出したらどうなる。我も我もでこの国の政はとんでもないことになる。

国のことをまず考えて、日本国のために政を行う、私はそういう立場の人間なのだ。なのでせっかく来てくれたのに申し訳ない。そういう陳情は自分ではなく、県会議員にしてくれたまえ。……



というよな感じだったと思うのですが。
昔はよく、あの越後の角さんと比べて語られたエピソードですね。


面白いのは、この発言に対しての陳情団の反応

「さすがワシらのオヤジ(吉田茂)や。うん、その通りや、偉いもんや。総理大臣はワシらの誇りや」

と、その後、この地元は

『地域の開発発展が日本で最後になることを誇りに生きて行く』

ことにする。道路の拡張も舗装も日本で最後だった。それが地元民の矜持だった。


このエピソード、私が小4の時、この地域を訪れた際に車を運転していたヒトから聞きました。土佐清水、宿毛…。