自粛期間中に、YouTubeで公開されていた梅宮哲さん主演の暴走少年たちの青春を描いた映画。
たしか、「ブラックエンペラー暴走伝説下北沢総本部」こんなふうなタイトルだったと思う。
梅宮哲さんは、ボクシング世界ミドル級チャンピオン竹原選手のガチンコファイトクラブでおなじみの喧嘩自慢の俳優さんだ。
オープニングの白黒写真で改造バイクに乗っている色白の悪そうな少年を見た途端、あれ?今の子、裕二郎?と思って見なおしたら、間違いなく白川裕二郎さんだった。
俳優として売れっ子だったから、結構な本数出ていて、その中の一本だ。これは。
俳優としての実力は間違いなくすぐれている。そうでなければ脇役とはいえ何回もNHKの大河に出られるはずはない。
肝心の内容だけど、裕二郎さんは素のままか?朝日山部屋に入門する前は本当にバイクで暴走していたのじゃないかと思うほど、はまり役だった。
「なんか文句あんのかよぉー‼」
「おめえに頼むんじゃなかったよおー‼」
「なんだこの野郎‼やんのかよおー‼」
裕ちゃんの横浜弁(神奈川方言のイントネーション)が、やけに決まっていた。