つげ義春

つげ義春・侍物二編「西瓜酒」と「運命」

たぶん1960年代の作品と思われる。

つげ義春さんは絵がきれいだ。

よく言われているがいろんなタッチの書き分けができる。

詳しくは書かない。評論家が口をそろえて褒めている。

ボクなんかがほめるとつげ作品の価値が下がる。

で今回の二編だが喜劇と悲劇だ。

どちらも設定は貧乏侍だ。タッチは辰巳先生ふうだ。

読後、ボクはしんみりとしてしまった。

李さん一家


有名な「李さん一家」という小編を読んだ。

わずか11ページしかない作品だが何とも言えない味わいがあり

つげさんの作品群の中で好きな読者が多いというのも頷ける。

つげ義春賛江という評論集



本屋で見つけた。55人ものつげ義春好き有名人のつげ先生の評論集だ。
この本は買わなければならない。
ということで即買いした。

白土三平、水木しげる、永島慎二、つげ忠男、赤塚不二夫、池上遼一各氏の
インタビューや評論を読んだ。漫画家ばかりの名前が続いたがたまたまです。
各界の著名人が書いている。

面白い。実にいい。好意的な話ばかりではない。悪口を言う人もいる。
それがまた他人を傷つけるような悪口ではなくて面白くて実にいい。

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